WHO パンデミックをめぐる世界の状況は悲惨と発言

Sputnik日本


【転載開始】


■WHO パンデミックをめぐる世界の状況は

 悲惨と発言

 2021年06月04日


 新型コロナウイルスのパンデミックの状況

は依然として悲惨なものであり、

現在のところ各国は感染予防対策を緩和させ

ていない。

これは、世界保健機構(WHO)の緊急事態

対応部門を総括するマイケル・ライアン氏が、

サンクトペテルブルク国際経済フォーラム

(SPIEF)で

「将来のパンデミック。その準備戦略」と

題したセッションで発言したもの。


 ライアン氏は、そのセッションで以下の

ように述べている。


 「状況は依然として厳しく、感染件数は減少

しているものの、リスクは非常に高いままだ。

現在もパンデミックの状況はとても悲惨なもの

で、すべての国が真剣に対策を講じる必要があ

る。誰も対策を緩和することはできないし、

我々は今後起こりうるパンデミックにも備えな

ければならない。準備ができていなければ、

大きな代償を払うことになるだろう」


 さらに同氏は、アジアや中米など世界の一部

の地域では、この5週間で感染者数が大幅に

増加し続けていると指摘した。

ライアン氏は、新型コロナウイルスワクチンが

平等に行き渡っていないことへの危険性につい

ても指摘している。

同氏は、

「ワクチンだけではなく、社会的不平等や医療

サービスの提供にも不平等が生じている。1つ

の国の中でも異なる社会層の間で不平等があり、

これは行政システムの不備とも関係している」

と述べている。


 しかし、同氏は新型コロナウイルスの感染

対策で成功したロシアを評価し、この危機的

状況下において国際社会が力を合わせるよう

に改めて呼びかけた。

同氏は、

「新型コロナウイルスの感染対策で成功を

収めたロシア連邦にお祝いの言葉を申し

上げる。この取り組みへのロシアの協力に

感謝している」と締めくくった。


【転載終了】

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 この状況下でのオリンピックを強行しよう

としているIOCと日本を世界はどう見ている

のでしょうか?


 もちろん米・英紙は、IOCには批判的ですが。


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