山口香理事が米紙に語った“正論”の説得力

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■山口香理事が米紙に語った“正論”の説得力

 五輪村は真っ青

 公開日:2021/06/09


 身内の「正論」に、

JOC(日本オリンピック委員会)幹部も

大慌てだろう。


 JOC理事で柔道元世界女王の山口香氏(56)

が、「米ニューズウィーク日本版」の

インタビューで東京五輪開催についての持論

を唱え、話題になっている。


 山口氏はJOC理事としてではなく、

個人の立場としてインタビューに応じ、

〈五輪は開催されると思うが、今回の五輪は

「安全ではなく危険です」から入ったほうが

いいと思う〉と話している。


 その上で、

〈しかも今回は、練習パートナーを日本に連れ

てくることができない。ものすごいハンデです。

それは柔道だけでなく、いろんな種目で起きて

いること。でも日本人選手は通常の練習や準備

をしてから、本番を迎えられる。「ホスト国の

アドバンテージ」となるかもしれないが、そう

いうアンフェアなことがあちこち出てくる〉と

不公平さを指摘している。


 さらに

〈このなんとなく嫌な空気の中でみなさんに

来て頂くことになる。それは来日した人にも

伝わると思う〉

〈選手のPCR検査をします、バスで送迎します

――つまりそれは貴族のスポーツで、特別な人

たちのものですよ。オリンピックが、それで

いいんですか? 今回はだまされましたけど、

次はだまされませんよ、特別な人たちのために

なぜ私たちの税金が使われなくてはいけないの

か、と人々は思うだろう〉と国民の思いを代弁

している。


 山口発言は、まさに正論、説得力がある。

しかも、JOC幹部の発言となると、重みが違う。

それだけに菅官邸も苦り切っているという。


■五輪村は徹底無視の方針か


 五輪担当記者がこう言う。


 「山口さんは森喜朗前五輪組織委員会会長に、

ただ一人、直言してきた理事です。いま“五輪村”

が懸念しているのは、第2、第3の山口が出て

くることです。内部から五輪開催への異論が

相次いだら、五輪反対の世論がさらに強まって

しまう。恐らく“五輪村”は、山口さんに『変わり

者』のレッテルを貼ったうえで、徹底的に無視

する方針だと思います」


 大手世論調査会社「ユーガブ」によると、

東京五輪の開催について、欧州5カ国の国民の

大半が懐疑的な見方をしているという。

予定通りの開催に最も否定的だったのは

フランス人で58%。

「開催の可能性が高い」と答えた国民が一番

多かったデンマークでさえ、36%だった。


 自国民からも、諸外国からも歓迎されない

五輪になりそうだ。


【転載終了】

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 日本のアスリートは連盟に縛られていて、

自由な発言は出来ないでしょうからね。


 JOCの山下会長もゴニョゴニョですから。


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