ワクチン副反応で新たな混乱“アセトアミノフェン薬”が品薄!
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■ワクチン副反応で新たな混乱
“アセトアミノフェン薬”が品薄
公開日:2021/06/12
やっと進み始めた新型コロナのワクチン接種
に関連して、新たな混乱が発生している。
相次ぐ副反応により、特定の成分を含有する
解熱鎮痛薬が、薬局から姿を消しているのだ。
ドラッグストアチェーンなど複数の薬局に
問い合わせたところ、
「入荷してもあっという間に売り切れてしま
う状況が続き、最近では入荷がない日もある」
などと悲痛な声。
「マスク不足を思い出す」と言う店舗もある
ほどだ。
「1日100万回」と菅首相が旗を振り、
ワクチン接種のスピードが一気に加速している
ためだが、厚生労働省などによれば、8割以上
の接種者に副反応が発現する。
品薄と聞けば接種前から買う人も現れ、あっと
いう間に薬が消える。
品薄なのは、特にワクチンの反応への影響が
少ないとされる「アセトアミノフェン」を含む
もの。
アセトアミノフェン単体の「タイレノール」、
含有薬の「セデス」「ノーシン」などだ。
■異例の「零売」も
もちろん最善は病院で診察を受け、
「カロナール」というアセトアミノフェン薬
を適切な量で処方を受けること。
供給も十分ある。
にもかかわらず品薄が続くのは、副反応が
出ている最中に病院に行く不安や接種前に
予防的に薬が欲しい、といった要望が強い
ためだ。
そこで、異例の「零売」の対応に踏み切る薬局
も一部現れた。
健康保険の適用はできないが、医師の処方が
なくても薬剤師の対面で処方薬を販売する方法
である。
なお、京都大学の山中伸弥教授は
アセトアミノフェンにこだわらず、アスピリン、
ロキソニン、イブプロフェンなどの解熱鎮痛薬
も使用可能、と説明する。
焦らず、自分の持病などに合わせて対応を選択
することが肝心だ。
(ジャーナリスト・桜井杏里)
【転載終了】
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長男が偏頭痛持ちなので、情報は耳にいれて
おいた方が良さそうですね。
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