また五輪“特権扱い” サーフィン会場で・・・

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■また五輪“特権扱い” サーフィン会場で

 ドンチャン騒ぎ容認

 公開日:2021/06/16


 また五輪の“特権扱い”が発覚した。

東京五輪で初採用されたサーフィン競技の

会場(千葉県・釣ケ崎海岸サーフィンビーチ)

で、チケットを保有する観客は酒を飲み

ながら音楽ライブを楽しめる「野外フェス」

に参加できることが分かった。

国民は五輪開催のために自粛を強いられる

というのに、観客は会場で「ドンチャン騒ぎ」

とは、とても理解しがたい“格差”だ。


 サーフィン競技は7月25日から8月1日の

間の4日間で実施される。

「自然の海で行われるサーフィンは、悪天候

だったり天気が良すぎて波が立たないと競技

が成立しないため、あらかじめ日程に余裕を

持たせている」(大会関係者)という。


 この8日間にわたる競技期間中、会場で

毎日開催されるのが、

「オリンピックサーフィンフェスティバル」

だ。

観客は競技を観戦しながら、音楽ライブや

出店による飲食販売などを通じ、

サーフィンカルチャーに触れることができる

という。

チケットは1日単位の販売で1枚3000円

だった。会場の収容人数は6000人。

密になる状況は避けられない。

国際大会ではサーフィンとフェスの融合は

一般的なのだという。


 「国際サーフィン連盟(ISA)が2017年に

主催した『世界ジュニア選手権』(宮崎県日向市)

の会場には、ステージが設置され、ロックバンド

による演奏が行われました。ステージを取り囲む

屋台では、ビールをはじめとした酒にジュース、

チキン南蛮といったご当地料理などが販売された。

また、19年のISA主催の『ワールドサーフィン

ゲームス』(宮崎県宮崎市)でも会場の隣で音楽

フェスが開催され、9日間で約8万8000人の観客

が訪れる大盛況でした。これらの大会は大会組織

委員会も視察に訪れていました」(競技関係者)


 コロナ禍のさなか、オリンピックサーフィン

フェスティバルは簡素化されるものの、開催は

強行されるようだ。昨年9月、組織委の大会

運営統括・中村英正氏が会見で、フェスの簡素化

についてISAと協議していると明かし、

「サーフィンフェスティバルは単なるフェスでは

なく、競技と一体のものと考えている」と発言。

開催姿勢を維持していた。


■「一般国民」は自粛なのに


 しかし、開催都市・東京では20日の

「緊急事態宣言」の解除後も

「まん延防止等重点措置」が適用され、酒類提供

について自粛要請が出される可能性がある。

企業にテレワークを求める「テレワーク・デイズ」

も実施される。


 「一般国民」が“欲しがりません勝つまでは”と、

五輪のために我慢を強いられるのに、五輪を観戦

する者だけは“飲み放題”可能とは、不公平もいい

ところなのではないか。


 組織委に問い合わせると、

〈6月に決定する観客上限の決定状況を踏まえ、

実施詳細が決まり次第、公式ウェブサイト等で

お知らせします〉とメールで回答があった。


 さすがに、「入場制限」をかけ、「飲食禁止」

にしないと、国民は納得しないのではないか。 


【転載終了】

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 この国は五輪中心で感染対策をして

いるから、中途半端で感染拡大がその都度

繰り返されるんでしょうね。


 飲食店の酒類提供を19時までとすれ

ば、人がその時間に集中する様な気は

します。


 東京はリバウンドの兆候が現れてきて

おり、今後再拡大の可能性は高そうです。


LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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