コロナ特効薬「スーパー中和抗体」・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■コロナ特効薬「スーパー中和抗体」は
変異株撃退の希望の星
公開日:2021/06/17
新型コロナの特効薬になるのではないか――。
富山大学の仁井見英樹准教授らの研究グループ
が作成した「スーパー中和抗体」が大きな
ニュースになっている。
この「スーパー中和抗体」は、複数の変異株
を防ぐ抗体で、英国型のほか南アフリカ型、
インド型、南カリフォルニア型などへの効果が
確認され、ブラジル型にも効果があると期待さ
れている。
ひとつの抗体で多種の変異株の感染を阻害でき
る最も理想的な抗体であるため
「スーパー中和抗体」と名づけられた。
研究グループは中和抗体の量が特に多い回復
患者の血液からB細胞と呼ばれる抗体を作る
細胞を抽出。
このB細胞の遺伝子を組み換えて複数の変異株
を防ぐ抗体の作成に成功した。
16日、同大の齋藤滋学長は会見を開き、
「治療薬開発にとって大きなインパクトがある
研究成果だ。研究成果で終わらせず、国民に
使っていただきたい」と語った。
研究を進めた仁井見准教授が言う。
「スーパー中和抗体には2つの特徴があります。
ひとつは複数の抗体を混ぜて作成する“カクテル”
と違い、ひとつの抗体から作るためコストが抑え
られること。もうひとつは薄い濃度でも強力な
感染阻害力を発揮できることです。新型コロナ
ウイルスに感染した軽症から中等症の人に投与
した場合、重症化せずにすむと思われます」
これから製薬会社と連携して、早期の実用化
を目指すという。
【転載終了】
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これは、ビッグニュースですよね。
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