豪でクラスターが!カメラが捉えたインド株“すれ違い感染”!?
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■豪でクラスターが!
カメラが捉えたインド株“すれ違い感染”
公開日:2021/06/23
新型コロナ対策の“優等生”に衝撃が
走っている。
オーストラリアの
ニューサウスウェールズ(NSW)州で
発生したインド株由来のクラスターに
歯止めがかからないのだ。
同州では22日、新規感染者10人を確認。
1週間ぶりの高水準に達し、クラスターは
計21人に上った。
諸外国に比べて感染拡大を抑えていると
はいえ、州内は上を下への大騒ぎ。
インド株の感染力の強さを裏付ける“証拠”
が出てきたからだ。
州当局が感染源とニラんでいるのが、
国際線の搭乗員などを送迎していた
リムジン運転手の60代男性。
州は今月16日に感染を把握し、男性運転手
が過去に訪れていた場所を公開。
同日同時刻に同じ場所にいた住民に対し、
PCR検査を要請した。
その結果、運転手と同じゲノムを持
つインド株の感染者が複数判明。
その感染者と運転手が同日に訪れていた
州都シドニー東部のショッピングセンター
を詳しく調べたところ、監視カメラから
「すれ違い感染」の可能性が浮上したのだ。
州の発表によると、感染が判明した
50代男性は運転手とショッピングセンター
内で「すれ違う程度のわずかな接触だった」
(グラディス・ベレジクリアン州首相)と
いう。
さらに、運転手が訪れたカフェのテラス席
にいた70代女性も感染していたという
から驚きだ。
州政府は危機感を強め、今月12日から
18日にショッピングセンターを訪れた
客全員を検査するという。
さすが“優等生”といった徹底ぶりだ。
一方、日本はインド株が全国で117件
(16日時点)も確認されているにもかかわ
らず、東京五輪開催にバク進中。
入国する五輪関係者の隔離期間短縮を認め、
1万人もの観客を入れるなど、正気の沙汰
ではない。
医療ガバナンス研究所の上昌広理事長
がこう言う。
「水際対策も国内の検査も徹底してきた
オーストラリアだからこそ、手際が良いの
です。日本は医系技官を筆頭に『無症状者
の検査は必要ない』『クラスター対策をし
ていれば大丈夫』と喧伝してきたため、
インド株が流入しても方針転換できない。
コロナ対策の誤りを認められず、成功した
ことにしているのだから、合理的な対策を
打てるはずがありません」
すれ違っただけで感染の恐れがある
インド株。
日本は“五輪貴族”をもてなす前に、
最強ウイルスの封じ込めが先だ。
【転載終了】
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政治家の資質の差なんか?
役人の能力の差なのか?
日本でもデルタ株(インド型)が確認
されていますが、日本は同じゲノムを持
つデルタ株なのか、追跡調査をしている
のでしょうか?
前に、記事ですれ違い感染の可能性の
記事を書きましたが、追跡調査で確認さ
れたようです。
これは、コロナ対策の“優等生”の豪だか
ら追跡調査が可能だったのか?
また、インドでは「デルタプラス」と
いう新たなタイプが確認されています。
世界的に再拡大の動きが出ており、近い
うちにデルタ株の新型も国内にも入って
くる可能性も。
兎に角、変異スピードが速いですね。
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