7月4連休の旅行ラッシュで「インド株」感染爆発危機!

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■陽性者22府県553人に急拡大!

 7月4連休の旅行ラッシュで「インド株」

 感染爆発危機

 公開日:2021/06/26


 最強のウイルスといわれるインド株(デルタ株)

は、首都圏を中心に各地に急速に広がりつつある。

沖縄を除いて緊急事態宣言が解除されたことも

あって、来月の4連休には人流増も見込まれる。

東京五輪に加えて、夏休みがインド株拡散の背中

を押す恐れがある。


  ◇  ◇  ◇


 日刊ゲンダイの集計では11日時点のインド株

の陽性者は14都府県で219人だった。

ところが、自治体の発表や報道を基に、24日まで

の陽性者数を集計したところ、22都府県553人に

膨れ上がっていた。

24日は沖縄で初めて2人の陽性が判明している。


 首都圏1都3県で327人と全体の6割を占める。

24日も東京で21人、神奈川で10人が確認された。

ここ数日、両都県では2ケタ判明は当たり前に

なっている。

英国株は関西から広がったが、インド株は首都圏

で先行している格好だ。


 医療ガバナンス研究所の上昌広理事長が

こう言う。


 「少ない検査数なのに500人超のインド株陽性者

が見つかっているのは、ものすごい勢いで広がって

いる表れだと思います」


 23日の厚労省「アドバイザリーボード」で

京大大学院の西浦博教授(理論疫学)は国内で占め

るインド株の割合は来月12日に半数を超え、

五輪開会式の23日には70%に上ると試算している。


■旅行者数は昨年の2倍になる可能性


 もう一つ気がかりなのが、インド株が主流になる

タイミングで夏休みを迎えることだ。

旅行する人が急増する可能性が高い。


 日本旅行によると、現時点で今年7月の国内旅行

は昨年より2割増える見込みだ。

とくに、7月22日からはじまる4連休は、一気に

増えるとみられている。


 ANA広報部の担当者は、

「1日当たりの国内線の利用は緊急宣言解除の

1週間前と比べて、解除後は3割増の3.7万人

程度です。7月の4連休は1日10万人を見込ん

でいます。10万人は例年の6割にとどまって

いますが、昨年の4連休に比べると2倍です」

と答えた。


 昨年の4連休は、「Go To トラベル」が前倒し

実施されていた。

旅行者数は、その時の2倍になる可能性があると

いうことだ。


 実家の祖父母や両親がワクチン接種を済ませ、

久々の帰省を計画する人も少なくないだろう。

自粛が続き、久しぶりに国内旅行を楽しみたいの

も当然だ。

しかし、感染リスクは避けられない。

インド株が首都圏から各地に拡散する可能性が

ある。


 「インド株の流行に五輪開催と夏休みが重なり、

最悪の事態に陥りかねません。従来のコロナは

欧米とアジアでは全く別の病気でした。アジア

では陽性者は少なかった。ところが、インド株は

インドの他、マレーシアなどアジアで初めて欧米

並みのケタ違いの流行を起こしています。日本で

もこれまでの5倍程度の感染拡大の恐れがありま

す」(上昌広氏)


 4連休は慎重に行動した方がよさそうだ。


【転載終了】

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 連休は慎重にといっても無理でしょうね。


 同じことが繰り返されそうなきがします。


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