南米では「ラムダ株」が!コロナウイルス変異どこまで・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■日本で感染続々「デルタ株」に続き南米では
「ラムダ株」が!コロナウイルス変異どこまで
公開日:2021/06/26
世界で新たな変異株がどんどん確認されて
いる新型コロナウイルス。
これまでは、中国・武漢型や英国型、
インド型などと呼ばれてきたが、
WHO(世界保健機関)は国別の呼称は
差別を招くとして、ギリシャ文字を使う
ことを推奨。
この分類によると、英国型はアルファ株、
南アフリカ型はベータ型・・・で、
従来型(アルファ型)の1.95倍の感染力
を持つと言われるインド型はデルタ株に
なる。
日本国内での感染拡大が懸念されている
デルタ株だが、WHOが今後、注目すべき
変異株として挙げたのが、南米ペルーや
アルゼンチンなどで確認されている
ラムダ株だ。
「ペルーはワクチン接種数が560万人を
超え、直近10週間の感染者数は減少傾向が
みられるものの、ベルムデス首相は6月末
を期限としていた緊急事態宣言を31日間
延長することを発表しました。米ジョンズ
・ホプキンス大のまとめでは、ペルーの
人口10万あたりの死者数は500人以上で、
世界でも最悪レベルにある。南部アレキパ
州ではデルタ株の感染者も確認され始めて
おり、同州への空路や陸路は15日間、移動
が制限されました」(医療ジャーナリスト)
ウイルスは通常、感染力が強くなるほど
毒性は弱まるといわれる。
宿主である人間が亡くなればウイルス自身
も生存できないからだ。
ところが、この新型コロナウイルスは感染力
の強い変異株が次々と誕生するばかりでなく、
一部には毒性も強まる特徴があるといわれて
いるからやっかいだ。
コロナウイルスはどこまで変異し続けるのか。
医療ガバナンス研究所の上昌広理事長
はこう言う。
「ウイルスは一般的に感染が広がる時に変異
が起こりやすいのですが、コロナウイルスに
ついては(どこまで変異し、どこまで毒性が
強くなるのか)まだ、分からないのが正直な
ところです。ただ経験的に言えば、感染力、
毒性ともに、どこまでも強くなることはないで
しょう。今の状況は(ワクチン接種が進まない)
途上国で拡大した新たな変異株が先進国で再び
拡大するといった状況を繰り返しているように
も見えます」
ギリシャ文字は全部で24。
呼称のラムダ株は11番目だが、最後のオメガ株
が出現するまでには封じ込めたいものだ。
【転載終了】
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コロナの特徴は、タイプが多く変異の
スピードが速い事ですね。
ここにきて、連休や五輪で人が流動的に
なる事は、かなり高リスクだと思います。
いままでは、非正規の方達が影響を受け
て来ましたが、第五波は可成り感染拡大の
スピードが速く、拡大範囲が広がるような
気がします。
五輪中止で1.8兆円の損失、五輪強行で
感染拡大したら3~6兆円の損失が発生す
るとのシュミレーションもあり、第五波は
正規の方も少なからず影響を受けるような
気がします。
一気呵成に、“解雇法案“が進まなければ
いいのですが。
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