東京五輪はスポーツへの嫌悪と絶望ばかりを・・・

二極化・格差社会の真相


【転載開始】


■東京五輪はスポーツへの嫌悪と絶望ばかり

 を押し付ける災厄なのだ

 公開日:2021/06/30


 東京五輪の開催が強行され、その期間中

にコロナの症状が表れたとする。

どれほど重篤化しようとも、

動員で逼迫しきった医療体制では、

入院どころか治療も受けられまい。

いや、そもそも診察自体を断られるのでは

ないかと怯えているのは、ひとり私だけ

ではないはずだ。


 なぜならこの国では、権力に都合のよい

データをでっち上げる不正が常態化して

しまっているからだ。

この間の経緯に照らせば、検査を手控えて

統計上の「感染者」を増やさず、

何もなかったことにすれば問題なし、

と踏んでいるのは確実ではないか。


 大方の患者とその家族が、自宅待機を強い

られよう。

伏せってもテレビや新聞を眺めれば、

どうせ五輪バンザイ、ニッポン・チャチャチャ

の大合唱。

終われば終わったで、今度はニッポン勝った、

22年北京冬季五輪に先んじたドンチャン騒ぎ

が待っている。

国威発揚の前には市井の人間の命など虫けら

以下である。


 多くの人々が開催以降の世の中に順応する

準備を、すでに整えているように思う。

最近の世論調査はどれも、五輪中止を求める

人の減少を明示した。

一時は頑張っているようにも見えた尾身茂会長

ら専門家有志の提言も中止や延期の方向性には

触れもせず、あくまで開催が前提の、日和り

まくったものになっていた。


 感染し、重篤化したら最後、私は薄れゆく

意識の中で、政府と奴隷根性丸出しの臣民ども

への怨念をたぎらせながら、野垂れ死にさせ

られていくのだろう。

憧れて飛び込んだジャーナリズムの世界が、

今では五輪商売に魂までを売り飛ばし、

政府と巨大資本の使い走りに成り下がって

しまった悲しみとともに。


 夢だの希望だの感動だのを「与えたい」と、

スガ政権とチョーチン持ちの面々は叫ぶ。

何様か。

何度でも書くが、現在の日本社会における最大

の不安要因で、スポーツへの嫌悪感と絶望

ばかりをつのらせてくる災厄こそが東京五輪

なのである。


 首相や閣僚が「責任は私に」などと軽々しく

吐きたがるのにもむしずが走る。

五輪のせいで人生を棒に振らされる人間に対し

て、政治屋ごときの“責任”が何の役にも立つ

ものか。

切腹はおろか、辞任する気もサラサラないくせ

に、舌先三寸のサル芝居も大概にしろ。


 残された時間はあまりに短い。

このままでは東京五輪変異株による感染大爆発

と、民主主義が否定された日本のファシズム

定着は必然ではないか。

いかなる結果が招かれようと、そんなものに

屈する生き恥だけはさらすまい。


【転載終了】

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 不安だらけで突入する五輪ですが、開催

は決定なので対策強化をして万全の体制を

整えて臨んでほしいものです。


LC=相棒's のじじ~放談!

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