都内過去最多感染者2520人超えに現実味・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■禁酒前の“最後の宴”7.11から2週間後は
五輪3日目・・・
都内過去最多感染者2520人超えに現実味
公開日:2021/07/13
やはり人出は増えていた。
4回目の緊急事態宣言を控えた先週末、
都内の繁華街は大賑わい。
11日夜9時台の人出は前週と比べ新橋
で31.3%増、渋谷センター街30.3%増、
新宿駅20.5%増と軒並み大幅アップ。
酒の提供禁止前の“最後の宴”に繰り出し
たようだ。
「土曜に新宿3丁目を訪れると、もう
人だらけ。立ち飲み屋では店に入り切れ
ないほど酔客があふれんばかり。焼き鳥
店に入ると午後6時前には満席となり、
『90分以内、1グループ2人まで』の
規制もお構いなし。閉店時間の午後8時
を過ぎても行列は途絶えませんでした」
(ある会社員)
飲み屋にすれば「禁酒」前の稼ぎ時。
国や都が押しつけたルールもクソもなく、
街全体が「ええじゃないか」ムード。
酒の解禁と禁止を繰り返せば
“駆け込み宴会”が増えるのも当然である。
しかし、人出が増えれば即、感染拡大
につながるのがコロナ禍の教訓。
駆け込み宴会が2週間後に感染爆発を
招く可能性は大だ。
既に先週の都内の感染者数は8週間ぶり
の900人超えを2度記録。
都のモニタリング会議が懸念した通り、
上昇カーブの描き方も「第3波」を
上回ってきた。
昨年11月末から年末年始の「第3波」
で初の感染者900人超えは昨年12月26日
(954人)。
東洋経済オンラインの算出によると、
当時の実効再生産数は1.15。
ほぼ同じ感染者数だった今年7月10日
(950人)は同1.19で、若干ながら
上回っている。
直近7日間の新規感染者数も
昨年12月26日までの5020人に対し、
今月10日までは5041人と増加。
昨年末は初の900人超えも束の間で大晦日
に1353人と、いきなり4ケタに乗せ、
たった8日後の1月7日には今なお最多
の2520人を記録した。
■メダルの朗報と同時に悲報を聞くハメに
現在はワクチン接種が進んでいるとは
いえ、より感染力の強い「インド株」が
猛威を振るい、国立感染研の推計だと
感染者の約35%まで置き換わっている。
禁酒前の人出増加もたたり、「第3波」
と同じ轍を踏むのも時間の問題だろう。
駆け込み宴会の2週間後は、東京五輪の
開会式から3日目。
競泳・男子400メートル個人で瀬戸大也ら
にメダルの期待がかかる。
その朗報も「都内感染者 過去最多更新」
の悲報と同時に聞くハメになるのか。
【転載終了】
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いま、欧州ではワクチン接種が進んで
はいますが、接種していない50%の人達
に感染拡大、英国は3万人/1日の感染者が
でている様です。
各国からデルタ株の他にラムダ株や、
イプシロン株が新たに入ってくるとなる
と大変です。
特に、ラムダとイプシロンはワクチンの
効果が20~30%程度に落ちてしまうため、
3回目の「ブースターショット」が始まって
いるようです。
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