夏休みの「東京大脱出」でインド株の列島蔓延が加速・・・

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■夏休みの「東京大脱出」でインド株の

 列島蔓延が加速 今年は国内線も予約増

 公開日:2021/07/15


 緊急事態宣言の発令により、東京は今週

から酒類提供が一律NG。

一方、「まん延防止等重点措置」が延長

された近隣3県は条件付き容認のため、

早くも「酒が飲めるぞ」と都内から

「越境宴会」に出向く“不届き者”も現れた。

特に条件が最も甘い神奈川の横浜や川崎に

客が押し寄せている。


 重点措置の延長に伴い、神奈川県は12日

から対象区域内の飲食店に酒類提供の

終日停止を要請。

ただし、県が認証した「マスク飲食実施店」

は条件付きで酒類提供が許される。

この方針を黒岩知事が表明した8日以降、

「実施店」の認証申請は急増。

13日午前8時時点で1万6245店に上って

いる。


 人数制限は、埼玉が1人か同居家族、

千葉が2人なのに対し、神奈川は4人まで

OKだ。

多摩川を渡って川崎まで足を延ばせば、

4人でワイワイやれるのだ。


 “多摩川越え”で済めば、まだマシ。

この夏は、人出が全国規模でドッと流れる

可能性がある。

感染リスクが高く、店で酒も飲めない東京

よりも地方の方が「安心・安全」。

疎開気分で脱出する人もいるだろう。

実家の親がワクチン接種を終えていれば、

帰省もしやすい。


■「緊急宣言」決定でも国内線予約増


 実際、人流は増えそうだ。全日空の

8月6日~16日分の国内線予約は、

4度目の緊急宣言が決定された今月

8日から11日までに約2万人増えた。

お盆シーズンを控え、宣言が効かなく

なっているのだ。


 日本航空によると、今年7月の国内線

利用者は昨年比26%増と見込む。

コロナの影響がなかった一昨年よりは

56%減とはいえ、昨年7月は「宣言」は

出ておらず、22日からは東京を除き

「GoToトラベル」もスタート。

それでも今年の方が国内線は好調なのだ。


 西武学園医学技術専門学校東京校校長

の中原英臣氏(感染症学)が言う。


 「東京のインド株(デルタ株)は今月

下旬には感染者の7割を占めるとされま

す。夏休みの人の移動が昨年以上に活発

になれば、インド株は思ったよりも早く、

一気に全国に広がる事態になりかねませ

ん。残念ながら、今夏の人の移動も感染

拡大も止められない。足元では感染を

抑えられている地域も、近く、インド株

が蔓延することを前提に病床確保などに

備えるべきです」


 日刊ゲンダイの集計ではインド株が

見つかったのは35都道府県、感染者は

2000人を超え、東京が約1200人を占め

る。


 さて、どんな夏休みが待っているのか。


【転載終了】

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 ワクチンは感染を完全にシャツトアウト

するわけではありません。


 また、GOTOトラベルのように、地方へ

の感染をかくだいさせたら、収束の道は

遠のきます。


 来年まで収束出来なければ日本経済に

与えるダメージは計り知れないですね。


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