バッハ会長「リスクはゼロ」~日本国民の神経逆撫で・・・
田中龍作ジャーナル
【転載開始】
■バッハ会長、小池知事に
「リスクはゼロ」~日本国民の神経逆撫で
2021年7月15日
「ぼったくり男爵」と「マダム回転ずし」
が、きょう15日、都庁で面談した。
緑のタヌキと五輪のキツネ。
2人とも本領を発揮した。
小池都知事は、まるで彼氏に甘ったれる
ような声で
「世界中の人々を興奮させてくれるスポーツ
の力を信じています」とくすぐった。
そしてコロナ禍のオリンピックで疲弊する
都民を気遣ってみせた。
「コロナとの戦いのなか、大会を通じて
サステイナブル(=持続可能)なリカバリー
をつなげてゆきたい」。
来日した時、「緊急事態宣言とは何か」
などとうそぶいたバッハIOC会長だったが、
日本以外の海外メディアを通じて、
オリンピックが感染拡大につながっている
ことを、少しは意識し始めたのだろうか。
都民に恐怖を与え感染拡大をもたらして
いるにもかかわらず
「あらゆるリスクを避けて東京の皆様の
安全に貢献したいと思った」と心にもない
ことを言った。
とはいえ、話を続けるうちに地金が出た
(・はバッハ発言)―
・選手村のアスリート、コーチ、役員の
85%はワクチン接種を済ませて日本に
来ている。
・メダルを授与する役員は全員がワクチン
接種済み。
全員マスクをする。メダルは首にかけず
トレーに乗せて授与する。
東京発のパンデミックを考えれば、
「メダルをトレーに乗せる」なんぞは
小手先の対策にもならない。滑稽だ。
・アスリートたちと接触する人たちも毎日
検査を受ける。
・選手村の他の住民にも、日本の人たちに
対してもリスクはゼロと言える。
・我々は同じ船に乗っている。
海外から来日した選手、大会関係者、
メディアを泡で包み込み、外部と遮断する
バブルは、すでに穴だらけであることは、
常識となっている。
ワクチンを打っていようが、毎日検査を
しようが、ウイルスを保有していないこと
の証明とはならないのだ。
夥しい数のボランティアが選手村の外と
公共交通機関で行き来する。
ウイルス撒き散らし状態なのだ。
来日したメディア関係者はコントロール
が効かない。
英国人ジャーナリストたちは空港の到着
ゲートをくぐったとたん、日本人客と同じ
喫茶店でコーヒーを飲んでいた。
「日本の人たちに対してもリスクはゼロ
と言える」は、科学を知らないのか、
それともダマシか。
「ぼったくり男爵」の言いザマは、コロナ
に苦しむ私たちの神経を逆撫でするに十分
だった。
【転載終了】
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五輪狐は政治音痴なのでしょう。
緑の狸は、五輪をやり遂げ国政
復帰との観測がありますが、五輪
が成功した時の話であり、感染
拡大させてしまったら、国政復帰
どころか都知事選も危ういかも?
変異株に対しワクチンが既に
あまり効果が無いのは周知の事実
です。
個人的には、都の感染者2500人は
現実の話だと思います。
最終的にはには5000人の感染拡大も
あり得るとの予測も。
感情的には、感染が抑えられ五輪
成功が望ましいのですが・・・
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