東京の新規感染1308人は・・・最悪試算「8月上旬4000人」を上回る!
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■東京の新規感染1308人は・・・最悪試算
「8月上旬4000人」を上回る衝撃の
ハイペース
公開日:2021/07/16
「8月上旬に4000人」との最悪の
ケース(試算)を上回るペースだ。
15日の東京の新規感染者は1308人。
急峻な上り坂に出くわした気分にな
るが、まだ入り口だ。
近く、巨大な波に膨れ上がる可能性
がある。
冒頭の試算は7日の厚労省
「アドバイザリーボード」の会合で
報告された京大ウイルス・再生医科学
研究所の古瀬祐気特定准教授による
もの。
東京のまん延防止等重点措置(~11日)
が延長されることを前提に、インド株
(デルタ株)やワクチンの効果なども
考慮されている。
最悪のケースは「強い対策なし」の
場合だ。
7月14日に1000人、下旬に2000人、
8月上旬に3000人、10日ごろには
4000人に達すると試算している。
だが現実は試算を超えてしまった。
14日に1149人、15日は1308人。
「最悪のケース」を上回っている。
試算では、入院患者について、
8月上旬に都が確保している6000床
がいっぱいになり、中旬には1万人
に達するとしている。医療体制完全
崩壊である。
■緊急事態宣言が「強い対策」なのか?
こんな事態は絶対に避けたい。
試算では「強い対策」により、感染
拡大を抑えられるという。
「強い対策」はアナウンス効果として
実効再生産数を20%低下させ、
10日後には対策の実施によりさらに
20%の低下が得られるとしている。
東洋経済オンラインが算出している
実効再生産数(14日時点)は1.21。
20%さらに20%低下なら、減少に
転じられそうだ。
問題は、重点措置にかえて12日から
発令されている緊急事態宣言が
「強い対策」に値するシロモノかと
いうことだ。
西武学園医学技術専門学校東京校校長
の中原英臣氏(感染症学)が言う。
「4度目の緊急宣言の効果は、試算で
言うところの『強い対策なし』に等しい。
宣言のアナウンス効果はほとんどありま
せん。4度目への慣れや政治不信もあり
ますが、五輪開催がアナウンス効果を
弱めるのに大きく影響しています。対策
の中身も、重点措置からの変更は酒類
提供の一律禁止くらいで、効果もスズメ
の涙程度でしょう。感染者数の増加を見て、
国民自ら警戒するほかありません」
試算は五輪期間や夏休みに接触機会が
増加することは考慮していないが、
実際は五輪や夏休みの影響は少なくない
はずだ。
少なくとも、五輪どころじゃないこと
は間違いない。
【転載終了】
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最悪試算を上回り、医療崩壊を起こ
したら、死亡者も跳ね上がるというこ
とになりかねません。
五輪を強行した組織委や都は大変な
責任を負わされますね。
当然、政府は総辞職ものです。
五輪中止の署名が54万筆集まっている
ようですが、この団体が提訴に切り替え
るかも?
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