やはり抜擢は“クリエイターの天皇”人脈だった

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■五輪開会式直前に演出の小林賢太郎氏

 がクビに・・・やはり抜擢は“クリエイター

 の天皇”人脈だった

 公開日:2021/07/22


 いよいよ明日に迫った東京オリンピック

だが、またもや開閉会式に携わる

クリエイターが、過去の問題によって解任

された。

ミュージシャン・小山田圭吾氏(52)、

絵本作家・のぶみ氏(43)と、

東京オリンピック・パラリンピック関連

イベントにかかわるクリエイターの辞任

が相次いでいる。


 開会式前日に解任されたのは、開閉会式

のショーディレクターを務める

元ラーメンズの小林賢太郎氏(48)。

コンビ時代にユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)

をパロディーにしたと見られるコントについて、

米国ユダヤ系人権団体

「サイモン・ウィーゼンタール・センター」が、

21日に非難する声明を発表した。


 「ラーメンズは小林と多摩美術大学版画科の

同級生だった片桐仁氏が結成。熱狂的なファン

が多いコンビでした。2009年ごろには実質的

な活動を休止していて、昨年、小林氏の芸能界

引退によって活動が終了しました。問題のコント

は、98年発売されたライブビデオに収録され、

NHK教育テレビ(現・Eテレ)の子ども向け

番組『できるかな』のパロディーの中で、

<ユダヤ人大量虐殺ごっこやろうというときの

な>というセリフが使われ、これがホロコースト

いじりをしていると指摘されていました」

(スポーツ紙記者)


 ネット上には、

<小山田圭吾よりやばいやつがきた>

<小山田、のぶみが辞任で小林賢太郎が

辞任しなかったら、おかしいよなやっぱり>

という声で溢れた。


 障害者への陰湿いじめ自慢をしていた

小山田圭吾氏同様、90年代はこうした

不謹慎ネタが許される風潮のためという声も

あったが、ラーメンズもシュールな芸風では

片づけられない事態になり、大会組織委の

橋本聖子会長は小林氏の解任を決めたという。


 その際、橋本会長は、

「私が責任者となる。それぞれの立場で担って

いただくアーティストのバックグラウンドを

調査し切れていないことは責任を痛感している」

と話したが、実際、小林氏を演出担当に起用し

たのは、『オリンピッグ』案で解任された

“クリエイターの天皇”と呼ばれる元電通の

佐々木宏氏だったという。

週刊文春(7月29日号)の直撃取材に佐々木氏

は、こう答えている。


 <小林さんは存じ上げておりますし、私が

パラリンピック(の責任者)をやっている時

にオリンピックの閉会式をお願いするってい

う形で入って頂いた>


 佐々木氏が招へいした小林氏のつながりで、

小山田氏なども採用されていったという。


 「佐々木氏をはじめ、演出やキャスティング

に大手広告代理店とその関係者が大きくかか

わっています。時間のない中で最適な人物を

ということで、彼らが果たす役割は極めて

大きいですが、今回、クリエイターの身体

検査が疎かだったり、開会式直前になって

こんなグダグダなことにしてしまった責任

は大きいといえるでしょう」

(前出・スポーツ紙記者)


 多様性と調和のオリンピックを台無しに

した「任命者」の責任も問われるべきでは

ないか。


【転載終了】

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 全て、電通を起点としたトラブル

のような感じですが、買収問題にも

関係していたとの指摘もありました?


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