“理想的な気候”の偽り招致に「ウソつき」「謝罪せよ」!
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■連日酷暑の東京五輪に世界が大ブーイング!
“理想的な気候”の偽り招致に
「ウソつき」「謝罪せよ」
公開日:2021/07/30
連日、気温30度超えの真夏日の都内は、
アスリートにとって「理想的」どころか、
危険な環境だ。
世界に大ウソをついた日本の非常識が
大ヒンシュクを買っている。
東京五輪の招致委員会は2013年、
IOC(国際オリンピック委員会)に
「立候補ファイル」を提出。
〈この時期の天候は晴れる日が多く、且つ
温暖であるため、アスリートが最高の状態
でパフォーマンスを発揮できる理想的な
気候〉
などと偽った結果、アスリートを待ち受けて
いた「現実」が真逆の酷暑だ。
すでに女子アーチェリーや女子テニスで
選手が熱中症で倒れる事故が発生。
テニス男子シングルス世界2位の
ダニル・メドベージェフ(ROC)は試合中、
「死ぬかもしれない。死んだら誰が責任を
取るのか」と怒りをブチまけた。
海外メディアも
「日本の組織委員会は天候についてウソを
つき、アスリートがその代償を払わされて
いる」(米ヤフースポーツ)、
「世界は東京五輪の誤った主張に謝罪を求め
ている」(オーストリアニュースサイト)
――と大ブーイングだ。
■張本人の猪瀬直樹元東京都知事は居直り
世界から「ウソつき」呼ばわりされ、
謝罪まで要求される一方、招致活動の先頭に
立っていた猪瀬直樹元都知事は27日、
自身のツイッターで競合都市の気候も変わら
ないと主張。
〈イスタンブールとマドリードと東京は同じ
気候条件です〉
〈涼しい夏は言語矛盾で夏はどこもそれなり
に暑いが時間帯など工夫次第で耐えられなく
はない〉と投稿した。
確かに、3都市はこの時期、極めて暑い。
日本気象協会によると、28日の気温は
イスタンブールが34.2度(現地15時時点)、
マドリードが33.5度(同14時時点)、
東京が30.7度(同15時時点)。
ところが、湿度だけみると、同じ順に26%、
25%、73%と、東京が断トツで高いのだ。
「気温の高さに目が行きがちですが、湿度
の高さも重要です。湿度が高いと、汗が気化
しづらく、発汗しにくくなるため、体温が
下がらない。体内に熱がこもると、熱中症の
リスクが上がるし、筋肉の疲労が取れずに
蓄積する恐れもある。湿度の高さはパフォー
マンスに影響します」
(医学博士の米山公啓氏)
そもそも、酷暑での五輪開催自体、ムリな
話。
ウソをつくとロクなことにならない。
【転載終了】
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湿度が高いと体感温度が違ってきます。
多分、招致の時の安倍晋三の最適な気候
というのは気温だけを言ったのでしょう。
この湿度がくせ者なのです。
不快指数が跳ね上がりますから。
日本も湿度がイスタンブールやマドリード
並なら過ごしやすいでしょう。
日本のメダルラッシュもあり、世界からの
批判が怖いですね。
今後日本は、東北しか五輪を招致できない
かも?
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