五輪関係車両の交通事故が1週間で75件も!
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■五輪関係車両の交通事故が1週間で75件も!
「安全・安心な大会運営」のデタラメ
公開日:2021/08/03
開幕(23日)から1週間(29日まで)
で、選手を輸送するバスや自家用車など、
大会関係者の車両が絡む交通事故が75件
発生していた。
1日には、50代の男性会社員の
ボランティアが運転する車両が、東京都内
の首都高速道路で車2台に立て続けに追突
し、当て逃げをした。
午後6時ごろ、首都高速11号台場線
出入口(港区)から湾岸線葛西臨海公園
(江戸川区)に向かっていた神奈川在住の
男性が運転する大会ロゴ入りのワゴン車が
高速道路の壁に複数回、激突した。
その後、前を走っていたトラックと
軽ワゴン車に相次いでぶつかり、その場
から立ち去った。
ワゴン車は高速の側壁への衝突を繰り返し
ながら、そのまま首都高を数十キロ走行。
追突された車両2台から通報があり、
高速を出たところで千葉県警の警察官に
止められ、職務質問を受けた。
軽ワゴンに乗っていた都内在住の50代と
20代の女性2人がケガをして、病院に
搬送された。
ボランティアが運転するワゴン車には
大会関係者1人が同乗し、千葉県まで運ぶ
途中だった。
男性は警察に対し、
「オリンピックのスタッフを送ることを優先
した」と話しているそうだが、これまでも
競技時間に間に合わせるため、スピードを
出したケースがあったという。
■組織委員会は同乗者の立場を明らかにせず
日刊ゲンダイが組織委員会にスタッフの
国籍と身分を照会したところ、
<引き続き、安全・安心な大会運営にあたり、
交通法規の遵守を前提とした安全な運行の
実現を関係者に周知し、事故の再発防止に
努めて参ります>と回答されたが、
「外国人」なのか「幹部」なのか、立場を明ら
かにしなかった。
「事故当日の夜、運転手に事情を聴こうと
したが、体調不良を訴え、医療機関で治療を
続けているため、それ以上の話は聞けなかった。
警察は道交法違反(事故不申告)と救護義務
違反の疑いで、調べを進めている。高速なの
で当然、時速50キロ以上は出ていた。ブレー
キ痕についても捜査する」(捜査事情通)
大会では、約2000台のバスと約3500台の
乗用車が選手や大会関係者の輸送に使われて
いる。
警視庁によると、開幕から先月29日までの
大会関係者による交通事故は都内で75件、
一時停止無視、進路変更などの交通違反は
28件あった。
期間中、大会関係者の輸送ルートを確保する
ために、都内では大規模な交通規制が敷かれ、
一般車両は渋滞に巻き込まれている。
ガラガラの専用道路を走行しながら、事故頻発
とは、どこが「安全・安心な大会運営」なのか
――。
【転載終了】
**************************
事前準備不足なのでしょうかね?
他県からの運転手さんで、道に不案内
なのもあるとのこと。
0コメント