東京五輪・・・コロナ禍で強行し米NBC視聴率ボロボロ!
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■東京五輪に世界中から「ワースト」の
不名誉・・・コロナ禍で強行し米NBC
視聴率ボロボロ
公開日:2021/08/03
〈ワースト・オリンピック・エバー
(今までで最悪の五輪)〉
〈「今まで」ではなくとも、ここ50年
で最悪〉――。
日本が連日のメダルラッシュに沸く一方
で、SNS上では海外から辛辣なコメント
が噴出している。
自国の五輪代表チームへの不満や
メディアの報じ方への批判など、「最悪」
の理由はさまざまだが、約11億ドル
(約1200億円)にも上る放映権料をIOC
(国際オリンピック委員会)に支払った
米放送局NBCの不振が象徴的だ。
NBCは約12億5000万ドル(約1370億円)
の広告収入を当て込む一方、27日までの
視聴者数は前回のリオ五輪と比べ42%も
減少。
先月23日の開会式の視聴者は過去33年で
最少だった。
米ブルームバーグによると、NBCは開会式
以降、視聴者の低迷を理由に広告スポンサー
へ補償策を提案しているという。
同社のジェフ・シェルCEOは6月、
「当社の歴史の中で最も収益性の高い五輪に
なる可能性がある」と強調していたが、
完全にアテが外れた格好だ。
そもそも、コロナ禍の五輪で盛り上がる方
がムリな話。
パンデミックでの開催は「最悪」になって
当然だ。
国際ジャーナリストの堀田佳男氏がこう
言う。
■有名選手の脱落も要因
「在米経験に照らしても、米国では五輪が
かなり盛り上がるはずなのに、今回はネガ
ティブな要因が重なっています。コロナ禍
での開催そのものへの疑問は拭えず、米国
体操女子のエースであるシモーン・バイルス
の欠場や、米国でも人気のテニスの大坂なお
みのシングルス3回戦敗退などの“ハプニング”
が相次いだ。米国人にとっては力を入れて応援
できないのではないか。無観客だから会場の
熱気が伝わらないうえ、NBCがコマーシャル
を入れまくっているせいでシラけるとの声も
出ています」
ハッキリした“対立構図”が存在しないのも
視聴率低迷の要因だという。
「『平和の祭典』をうたっているものの、
結局はナショナリズムにあおられる部分があり、
かつては五輪でも米ソ対決が明確でした。とこ
ろが、今回は、いわゆる『ライバル対決』みた
いな構図もない。米国の“お家芸”である陸上男子
100メートル決勝も、圧倒的な強さを誇る選手
がいないから物足りなかったのでしょう。五輪
よりもメジャーリーグの大谷選手の方が、よほ
ど注目を集めています」(堀田佳男氏)
「最悪の五輪」にハシャいでいるのは日本だけ
かもしれない。
【転載終了】
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やはり、中止の決断がベターだったの
でしょう。
IOCがNBCのために押し込んだ大会と
いう印象が強くでてしまいました。
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