北海道の医療崩壊を見た医師が警告・・・
田中龍作ジャーナル
【転載開始】
■北海道の医療崩壊を見た医師が警告
「来週から東京では重症者がドーン
と出てくるが入院できない」
2021年8月3日
「先週あたりから、20代と30代の感染者
が凄い勢いで出てくるようになった。ほとん
どが感染力の強いデルタ株」。
こう話すのは都内の診療所を掛け持ちし、
訪問診療にも出かけるA医師だ。
A医師は話を続けた―
「彼らの多くは親と一緒に住んでいる。
親は40代から50代だ。感染すると重症化
しやすい」。
「来週あたりから40代から50代の重症者
がドーンと出てくるのではないか」。
「そうなったとしても、病床の逼迫により、
重症者であっても入院できないケースが多発
する」。
小池都知事は
「第3波の時と比べ重症者が少ない」
(7月30日、記者会見)と楽観してみせたが、
深刻な事態が水面下で進んでいるようだ。
こんなケースがあった―
20代の男性は隣席で働く会社の同僚が陽性
となった。にもかかわらず保健所は濃厚接触
と認めてくれなかった。
3万8千円を自費で払ってPCR検査を受けた
ところ、陽性だった。
同居する父親はホテルに避難した。
金があれば早期に発見でき家庭内感染を
予防できるが、金のない層は家族共々感染
する。
親の世代は重症化しやすい。
地獄の沙汰も金しだいのなのだろうか。
これまでの医療崩壊と違うのは東京の
場合、家庭への訪問診療にも行けなくなる
ことだ。
まさしく見殺しである。
A医師は
「訪問診療に行こうにも保健所が陽性者を
完全にフォローアップできていないので
手段がない」と嘆いた。
感染者の数が多すぎて保健所は手が回ら
ないのだ。
今年5月、北海道で医療崩壊が起きた時、
A医師は応援に派遣された。
酸素濃縮器を持って感染者の家庭まで
訪問診療に行けた。
だが今回、東京はそれが不可能だ。
助かる命が助からなくなるのである。
「医療崩壊しないためには予防しかない。
オリンピックは即刻やめてほしい」。
A医師は祈るように言った。
【転載終了】
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小池都知事の政治生命も危ういかも。
この方、フリップ掲げるだけで、殆ど
対策らしい対策してないですよね。
菅首相と同じです。
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