「2週間後には1,000人に1人が感染」の衝撃・・・

田中龍作ジャーナル


【転載開始】


■小池知事呆然

 「2週間後には1,000人に1人が感染」の衝撃

 2021年8月6日


 悲鳴のようなサイレン音と共に救急車が

走り回る。街の日常風景となってしまった。

東京では1日当たりの新規感染者が5千人を

超えた。

2週間後には1日当たり1万を超えるとの試算

が出た。

都民1千人に1人がコロナ感染することになる

のだ。(5日、東京都モニタリング会議)


 打つ手なしの感染爆発に小池知事の表情は

虚ろだった。


 現場の医師は、政府や東京都の無策に怒り

を禁じ得ない。

行政は「容体が悪化したら医師が駆け付ける」

などというが、訪問診療の医師はすでに手一杯

の状態だ。

「脳梗塞や末期ガンの患者を放って行けるはず

がない」。

 

 かねてから指摘されていたように通常の医療

が支障を来す。手術の延期要請などだ。


 「濃厚接触者の定義が甘い。ほとんどできて

いない」。現場の医師は嘆く。


 学童保育で先生が感染しているのに、児童たち

は濃厚接触者と認定されなかった。

学童保育は氷山の一角だ。陽性の確率が高い人

にPCR検査を受けさせないケースが目立つ。

「濃厚接触」と認定されなければ、その人たち

は、何の意識もなく動き回る。

ウイルス撒き散らしである。


 こんなケースがあった。


 デイサービスセンターで感染者(職員2人)が

出たのに、センターに通っていた90代の女性は

濃厚接触者と認定されなかった。

その後、老女は感染していたことが分かった。

彼女を介護していた68歳の次男も感染した。

次男が倒れたら71歳の長男が看取るという。

老老介護の悲劇だ。


 医師は「徹底したPCR検査と徹底した隔離を。

それしかない」と強調する。

「隔離施設を作って感染者を隔離する」。

オリンピックに使うカネが3兆円もあったら、

他国のように巨大病院を作ることができたのだ。


 東京では「間もなく80%が(感染力の強い)

デルタ株に置き換わる」。

(5日、モニタリング会議)

 感染爆発はとめどもなく広がるだろう。


【転載終了】

*************************


 海外からの情報から、日本では7月頃

には、デルタ株が主流になる都予測され

ていましたが、政府や都は何にも対策を

打ちませんでした。


 そして、いま5000人超の感染拡大に

繋がってしまいました。

政府と都の責任は重大です。


0コメント

  • 1000 / 1000