塾、デパ地下、理美容店・・・意外な場所でクラスター多発!

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■塾、デパ地下、理美容店・・・意外な場所で

 クラスター多発!

 専門家が指摘する要注意スポット

 公開日:2021/08/13


 新型コロナウイルスの感染爆発が止まら

ない。

12日の全国の新規感染者数は1万8822人

に上り、2日連続で過去最多を更新。

厚労省によると、全国の重症者は1404人

で、過去最多の1413人を超すのは時間の

問題だ。

総人口の36%がワクチン接種を完了し、

国民の多くが感染防止に気をつかっている

のに、なぜ歯止めがかからないのか。

キーワードは「クラスターの多様化」だ。


 ◇  ◇  ◇


 西村コロナ担当相が10日の会見で示した

「最近のクラスター等感染拡大の状況」が

興味深い。

帰省や大人数の会食以外に、意外な場所で

感染リスクが高いというのだ。

そのひとつが学習塾だ。


 ある県では、症状のあった講師をキッカケ

に、生徒70人以上が感染。

別の県では1クラス約20人のうち15人が感染

し、他クラスにも飛び火した結果、計50人以上

が感染。

講師や生徒30人以上が感染したケースもあった。


 いずれの場合も、ビニールシートの設置や

マスク着用の徹底といった感染防止対策を講じ

ていたが、換気が不十分だったり、講師と生徒

の距離が十分に離れていなかったりしたという。


 その他に、西村氏が

「これまでクラスターが出ていなかった」にも

かかわらず、発生した事例として挙げたのが

百貨店だ。


 東京と大阪の百貨店では、先月24日から

今月5日までに伊勢丹新宿店や阪神梅田本店

など13店舗で従業員367人が感染。

11店舗113人(先月31日まで)の勤務階を

調べたところ、地下1階が約5割を占めた

という。食料品が売られているデパ地下で

ある。


 西村氏は

「人がたくさん集まる場所、混雑している場所

で感染が広がっている」と警鐘を鳴らし、

「スーパーや販売店でもクラスターの報告が

ある」と明かした。


■ポイントは換気の徹底


 どうしてもマスクを外すことが多くなる

理美容店でもクラスターが発生。

ある店舗では、一時的にマスクを外す機会が

あり、従業員から利用客に感染が広がった。


 昭和大医学部客員教授の二木芳人氏

(臨床感染症学)がこう言う。

「どこで地雷を踏むか分からない状況です。

都のモニタリング会議で専門家が指摘した

ように、今はまさに『災害レベル』。クラ

スター発生が多様化しており、今までの

“常識”では通用しない。デルタ株(インド株)

は水ぼうそう並みの感染力といわれ、従来

の感染対策では不十分です。例えば1時間

に1回の換気では足りないし、観客入りの

イベントなど、もっての外です。電車も

乗車率が高く、会話する人がいる場合は感染

リスクが高まると考えた方がいいでしょう。

デパ地下も隅に空気が滞留する場合があり、

十分に換気ができるかは疑問です。引き続き

マスク着用を徹底し、今まで以上に換気に

気を配るなど、自分で自分の身を守らない

といけません」


 都内の感染経路不明は6割を超える。

換気の悪い、人の集まる場所は要注意だ。


【転載終了】

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 都や政府はデルタ株はアルファ株より

感染力が強いということが頭から抜け落ち

ていたのでは?


 だから、今までクラスターが発生して

いないところでも感染が拡大しているの

でしょう。


 南米のラムダ株のような抗体を回避する

変異株やニューヨークで変異したイオタ株

は致死率が2倍に変異しているようです。


 日本みたいに中途半端な対策でいたら、

今後ラムダ株やイオタ株がデルタ株に

置き換わったら大変なパニックになります。


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