今年のお盆の帰省も今から中止にすべき?

人生100年時代の歩き方


【転載開始】


■今年のお盆の帰省も今から中止にすべき?

 全都道府県の要請を完全網羅

 【都道府県別表付き】

 公開日:2021/08/13


 お盆(8月13~16日)の帰省が本格的に

始まった。

だが、感染力の高いデルタ株は予測を超える

スピードで蔓延しており、急きょ里帰りを

自粛した人もいるだろう。

受け入れる側の「ふるさと」はどういった

対応を望んでいるのか――。


  ◇  ◇  ◇


 オリンピックが終わった途端、閣僚から

帰省の自粛を求める声が相次いでいる。


 「県境を越える移動や帰省はできる限り

控えてもらいたい」(田村厚労相)


 「帰省して親族や同級生で集まることは

絶対に避けてもらいたい」(西村経済再生相)


 そして大トリはやはりこの人だ。


 「かつてない感染拡大が進んでいる中で

極めて大事な時期。帰省、旅行も極力避け

ていただきたい」(菅首相)


 相変わらず具体的な対策やアイデアもない、

お願いベース。

マラソンや閉会式会場のやじ馬を見れば、

どんな場合も行く人は行くわけで、

せめて新幹線駅の無料PCR検査などは考えて

もらいたい。


 受け入れる側の全国知事会からも悲痛な

メッセージが届いている。

 秋田県は「仕事や試験、就職活動、冠婚

葬祭等を除き帰省を控えるよう、家族の皆

さまからもアドバイスを」と、むしろ秋田

に暮らす親の方から自粛を促すように求め

ている。昨年もまったく同じ要請が出てお

り、「こっちは母さんも元気だから」と

子供らに心配をかけまいとする老親の本音

はどこか、気持ちをおもんぱかる必要が

ある。


■鳥取県は独自の緊急対策を発令中


 さらに7月30日に過去最多47人の陽性者

を出した鳥取県も

「家族と相談して慎重に判断を」と最大限

に警戒している。

県内にまん延防止等重点措置などは出て

いないが、独自に今月16日までをコロナ対策

の重点期間に設定し、鳥取市繁華街の飲食店

に時短営業(~22日)を要請している。


 「他県に比べれば鳥取は少ないながらも、

陽性者は確実に増えています。あえて厳しい

措置を講じているのは、お盆の時期はどうし

ても親族や友人らと会食する機会が増えるか

ら。旅行や帰省についても『行かない』『呼

ばない』『延期』の選択はありませんか?

 と呼びかけていて、この夏はできるだけ

電話などで温かい心を届けようといった提案

をしています」

(鳥取県コロナ対策本部の担当者)


 鳥取県内の入院・療養中の患者は302人

(今月11日現在)。

これ以上の感染者は出せない。


 トラベルジャーナリストの渡辺輝乃氏は、

この夏に予定していた北海道への帰省を

急きょ取りやめたという。


 「帯広にいる両親は共に90歳代であり、

もう頻繁に会えるわけではないでしょう。

両親も私も共にワクチン接種済みではあり

ますが、それでも両親から『帰省するのは

我慢するように』と言われました。もちろ

ん、大都市と違って地方はご近所さんの目

もありますし、政府や道庁からお達しが

出ると、それを素直に守ろうという人たち

が多い。ですから国に対しては、無料PCR

検査やワクチンパスなど、老いた親に二度

とこういったことを言わせない対策を取っ

てもらいたいと思います」


■広島県は無料PCRで条件付き里帰り


 同じ思いか、広島県は8月中は県民以外

にも無料PCR検査を集中実施中だ。


 「やむを得ない理由で帰省を予定されて

いる方にも対象を拡大し、無料で受検でき

ます。郵送された検査キットで自宅で唾液

を採取し、結果は翌々日までにメールで

お知らせします。また広島空港や広島駅、

山陽自動車道・小谷サービスエリア(下り)

でもキットを配布中です」

(PCR検査集中実施事業事務局)


 あくまで移動の自粛は要請しつつ、黙って

来県してくる陽性者を着実につぶして、

できるだけ感染拡大を抑える取り組み。


 検査は100%ではないが、やむを得ず帰省

する学生などへは一定のお墨付きを与えよう

という狙いもありそうだ。


 同様の取り組みは徳島県のほか、大分市や

別府市も行っている。


 一方、国もモニタリング検査として

「羽田、成田、中部、伊丹、関西、福岡」の

6つの空港から「北海道と沖縄県内の空港、

及び福岡空港」に向かう便の搭乗者に限り、

無料でPCR検査・抗原定量検査が受検できる

(アンケート記入が義務)。

検査費用はかなり安価になってきており、

自治体にやる気さえあれば、すぐにも検査

はできる。


 「オリンピックでは海外から人を受け入れ

たのに……と感情的に矛盾点を挙げるのでは

なく、商工会議所の人の話を聞くと、地方の

経済は本当に疲弊しています。政府には、

いつも国民に頼って要請するのではなく、目

に見える形で知恵を出していただきたいもの

です」(前出の渡辺輝乃氏)


 来年も「帰省は慎重に」とか言っていない

ことだけは切に願う。


【転載終了】

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 それでも、五輪に浮かれた人のように、

帰省する人が一定数いると思います。


 くれぐれも、1,2月接種の親御さんは

抗体が減少している可能性を念頭に置い

て接していただきたいですね。


LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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