弥縫策は尽きた すぐにでも野戦病院を・・・
田中龍作ジャーナル
【転載開始】
■弥縫策は尽きた すぐにでも野戦病院を
2021年8月13日
きょう13日、東京都内の一日あたりの
新規感染者は5,773人。過去最多となった。
都モニタリング会議は、今月18日には
1日1万人を超えると予測する。
1,000人に1人が感染することになるのだ。
2万人以上が自宅でコロナに苦しみ、
家族に感染させるのではないかと怯える。
救急車が患者を乗せても、受け入れ先の
病院が決まるまで5時間、6時間かかるの
はザラだ。8時間というケースもあった。
「もうベッドが一杯なので受け入れを
断っている」
「20代なのに両側の肺が真っ白」・・・
「都立広尾病院に勤務する友人の医師が
伝えてきた話」として、都内の発熱外来を
掛け持ちする医師が田中に
ショートメッセージを送ってきた。
昨夜遅くのことだ。
田中は夜が明けると、広尾病院に足を運ん
だ。
現場の看護師に聞くと「(空きは)ゼロでは
ないが、病床は逼迫している」と辛そうに
答えた。
都立広尾病院は今年早々、都の肝いりで、
コロナ重点病院となった。
コロナに対応する分、一般病床は削減させら
れたのである。
にもかかわらず、新規のコロナ患者を受け入れ
る余裕はなくなってしまった。
他の病院をコロナ重点病院としても、感染が
拡大すれば、広尾病院と同じ状態になるだろう。
専門家諸氏や新聞テレビの言う「病床使用率」
は、もはや屁のツッパリにもなりはしない。
弥縫策は尽きたのである。
継ぎ当てのしようがないのだ。
事態は野戦病院を作らないことには対応でき
ない所まで来ている。
晴海の五輪選手村を「コロナ病院」にすれば、
早くて現実的なのだが。
【転載終了】
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結果論になってしまいますが、五輪
開催は菅首相の政治生命に関わるよう
な暴挙ですね。
この自然災害が多発しそうな現況の中
でのパラリンピック開催はさらに菅首相
を追い詰める結果になりそうです。
歴代の総理の中でも、これほど酷いの
は珍しいでしょう。
全く危機管理が出来ていません。
暴政と言われる安倍政権から政策に
関わり、自身の政権で無能を露呈して
しまいました。
官邸で怒鳴り散らし、イラだっている
ようですが、官僚が権力を取り戻すため
サポタージュか?
※弥縫策:一時のがれにとりつくろって
間に合わせるための方策。
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