小池知事の失政が都民を「医療難民」化させている・・・

小池知事「伏魔殿都政」を嗤う


【転載開始】


■これは人災だ!

 小池知事の失政が都民を「医療難民」

 化させている

 公開日:2021/08/14


 東京の感染拡大が「制御不能」に陥った。

東京都の専門家自らが言っているのだから

間違いあるまい。

だが、小池知事は

「買い物の回数を減らして」

「テレワークを7割に」

などと1年以上前と同じセリフを深刻そう

に言うだけで、相変わらずの無策振りを

露呈している。


 つい2週間前、コロナ対策の司令塔で

ある都の福祉保健局長は

「直ちに医療崩壊は起きない。マスコミは

あまり煽らないでください」とチョー楽観的

な言葉を口にしていた。

ところが、自宅待機者は見る見る積み上がり

2万人を突破、入院等調整中の人を加えれば、

優に3万人を超える都民がまともな医療を

受けられないという前代未聞の異常事態なの

である。


 これを災害レベルの感染状況なのだから

どうしようもないと諦めることはできない。

なぜなら、3万人の何割かは小池都政の

「失敗」の犠牲者だからである。


 小池知事が

「失敗の本質 日本軍の組織論的研究」

を座右の書としていることはよく知られて

いるが、いったい知事はこの本から何を

学び取り、何を実行に移しているのだろう

か、首をかしげざるを得ない。


 現場を無視した上層部の楽観的な判断、

課題を先送りする穴だらけのリスク管理。

日本軍への厳しい指摘はそのまま小池都政

に当てはまるのである。


■「先手先手」は口先だけ


 現在猛威を振っているデルタ株の危険性

については、6月の段階から何人もの専門家

が警告を鳴らしていた。

そうであるなら、小池知事はなぜ先手先手

で対策を講じなかったのか。

知事はこれまで何度も「先手先手」と

口酸っぱく発言している。

「先手先手の対策が不可欠」これは今年4月、

新規の感染確認者が連日500人を越えていた

頃の言葉だ。

さらに、昨年9月の都議会では

「危機に対する備えを先手先手で講じる」と

胸を張って宣言していた。


 だが、言っていることとやっていることは

180度、真逆である。

6~7月の2か月間で都内のコロナ重症者用

の病床数はまったく増加していない。

新規感染者が2000、3000人に跳ね上がって

初めて、6000床をプラス400床に増やして

くださいと医療機関にお願いしただけである。

しかも、これはあくまで要請ベースの数字で

あって、実働のベッド数は少なくならざるを

得ない。

いったい、この1年半の間、医療機関や

医師会とどれだけ真剣に調整してきたのか。

何もやってこなかったと批判されても、

小池知事は弁解できないのではないか。


■「失敗の本質」を地で行く小池知事


 さらに、宿泊療養施設、いわゆるホテルに

関しても、7月末時点で約6000室を確保して

いるとはいえ、3~5月にはいくつもの

ホテルとの契約が終了し手放しているのだ。

危機の到来を予見できなかった責任が

小池都政にあるのは明白である。


 仮に、1~2万室に倍増しておけば、

医療スタッフを集中的に配置して、災害時

対応の特例として、酸素吸入や投薬を行う

など、いかようにも活用できたはずである。

一部で発案されている野戦病院的な利用も

可能だったのだ。


 少なくとも、自宅療養者のケアを民間の

訪問診療機関に丸投げするよりは、

よほど効率的に医療行為等を届けることが

できたと言わざるを得ない。

こんなところにも、後手後手の小池都政の

弊害が顕著に現れているのである。


 リスク管理の要諦は、最悪の事態を想定

して早め早めに対策を打つことだ。

しかし、ここまで見てきたように、小池知事

はそれがまったくわかっていない。

事態が悪化して初めてアタフタと付け焼き刃

の策を言い出しているに過ぎない。

「失敗の本質」を地で行く体たらく振りで

ある。


 貧乏くじを引かされたのは都民だ。

都民が医療難民と化して多くの人が苦しんで

いる現状は、小池知事がもたらした失政に

起因するのではないか。

人災と言ってもいいレベルである。


 是非、小池知事には引退後、

「都政 失敗の本質」というタイトルで反省

の書を執筆していただきたい。


【転載終了】

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 当初から指摘されていた、五輪中止で

オリンピック村を陽性者療養施設にという

事が現実に必要だった事が立証されました。


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