医師・看護師ら「当局発表の5倍は在宅で死んでいる」!
田中龍作ジャーナル
【転載開始】
■Zoom会議の医師・看護師ら
「当局発表の5倍は在宅で死んでいる」
2021年8月14日
昨夜、コロナ診療にあたっている各地
(東京・神奈川・山梨・神戸)の
医師・看護師たちがZoom会議を開いた。
参加した都内の医師によれば、
「入院できず在宅で息を引き取っていく
感染者は、行政当局発表の5倍はあると
いう見方で一致した」。
ギリギリになって(重篤化して)病院
に搬送され、わずか2~3時間で死亡した
場合、病院で死亡したこととしてカウント
されるからである。
事実上は、在宅のまま見殺しにされ亡く
なったにもかかわらず、だ。
=Zoom会議ここまで=
~発熱外来の点数加算なくす~
感染爆発に拍車をかけるような施策を
厚労省が取っていることが分かった。
発熱外来の点数加算をなくしたのである。
発熱外来はコストがかかる。
PCR検査キット、エプロン、
N95サージカルマスクなどを装備しなけれ
ばならないからだ。
点数加算がなくなれば、クリニックのよう
な小規模医院は赤字となる。
ただでさえコロナの影響で一般の患者が
減り、経営が苦しくなっているところに、
赤字要因を持ち込まれたら、クリニックは
潰れる。
神奈川県のある自治体では、点数加算が
あった頃は10軒あった発熱外来対応の
クリニックが1軒にまで減ってしまった。
感染防止に欠かせない早期発見、早期隔離、
早期治療の道は閉ざされてしまった。
それも厚労省によって。
残る1軒となったクリニックで発熱外来
を担当する医師は憤る。
「政府は足を引っ張ることしかやっていない」。
~重症化してからでは遅い「カクテル療法」~
「やってる感」を演出したい菅首相が
厚労官僚の尻を叩いて打ち出したのが
「抗体カクテル療法」だ。
2種類の抗体を投与してウイルスの増殖を
抑える「抗体カクテル療法」。
早めに投与すれば重症化を防げる。
だが「抗体カクテル療法」は医療施設におい
てでしかできない。
在宅での投与は厚労省が認可していないのだ。
前出の医師は
「在宅で重症化する前にカクテル療法をでき
るようにすれば、重症化せずに済むのに」と
悔しがる。
菅政権は抗体カクテル療法を行う拠点を
整備する方針だ。
だが、在宅の患者にどうやって治療拠点に
たどり着けというのか。ハードルが横たわる。
「救える方法があるのに救えていない。
これは人災だ」。
医師はやり切れなさで一杯の表情で語った。
【転載終了】
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このやり方は、倒産件数の統計と同じ
ですね。
廃業などを倒産にカウントしないのと。
このような政治家を輩出しない事を
選挙区の有権者には望みたいですね。
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