読売など応援団は安倍の時と同様 「休みがない」「疲れている」と同情誘う・・・

LITERA


【転載開始】


感染2万人超えも菅首相はワクチン自慢と

逆ギレ! 読売など応援団は安倍の時と同様

「休みがない」「疲れている」と同情誘う

作戦展開

2021.08.14

※抜粋転載。


■読売新聞はさんざん「疲れている」こと

 を喧伝した上で「なるべく休むべきだ」

 のコメント


 全国で新規感染者数が2万人を突破すると

いうかつてない非常事態に陥っても、

何ひとつ反省しようともしない菅首相。

当然、その責任が徹底して追及されるべき

局面にあることは言うまでもない。


 ところが、この状況下にあって、メディア

ではむしろ菅首相に同情を寄せるような記事

が目立ちはじめている。

「菅首相が疲れている」

「休みもなく働いている」というのだ。


 たとえば、昨日13日付の読売新聞ウェブ版

では、「首相「目に力ない」「やつれた」…

137日連続執務、夏休みモードでも休めず」

という記事を掲載。

そこにはこう書かれていた。


 〈菅首相は12日から夏休みモードに入った。

執務時間を短縮し、省庁幹部らとの面会も

絞ったが、新型コロナウイルスの感染拡大で

完全な休暇は取りづらい状況だ。疲労の蓄積

を懸念する声も出ている。〉


 〈首相と頻繁に面会する閣僚は「首相は

やつれたように見える。目に力がなくなった」

と語る。最近は、省庁幹部が拍子抜けするほ

ど淡々と面会が終わることもあり、首相周辺

は「疲れがたまり、関心が低いテーマでは集中

できない時間が増えている」と漏らす。〉


 医療崩壊が進行し、災害レベルというこの

非常事態に危機管理のトップが「夏休みモード」

に入っていること自体が信じられないのだが、

「疲労蓄積」「やつれた」とは……。

だいたい、「目に力がなくなった」というが、

前述したように昨日のぶら下がりでは目一杯、

朝日の記者を睨みつけていたし、

「関心が低いテーマでは集中できない時間が

増えている」って、疲労云々以前にそんな態度

の総理大臣はその座を退くべきではないのか。


 だが、読売の記事はご丁寧にも、元陸自幹部

で心理カウンセラーの下園壮太氏にわざわざ

コメントを求め、

〈「迅速、的確な判断が求められる指揮官は、

なるべく休むべきだ。休めない場合でも面会

や移動を減らすなど工夫する必要がある」と

指摘する〉と書き、記事を締めくくっている

のだ。


 これは読売だけではない。

時事通信や朝日新聞も同じように、菅首相

周辺のこんな声を伝えている。


 〈首相周辺は「休むように言っている」と

明かすが、首相は土日や祝日も首相公邸で新型

コロナウイルス関係の会議や民間人との面会

などの日程を入れるスタイルを変えない。〉


 〈普段接している閣僚の一人は「首相は明ら

かに疲れている」と指摘。休暇取得を促す周囲

の言葉に耳を傾けない姿勢に「いつの時代も

首相は独りぼっちだというけれども、菅さんは

究極の独りぼっちだ」と語った。〉

(時事通信13日付)


 〈菅義偉首相が「夏休み」をとるのかどうか

が、政権内の話題になっている。昨年9月の就任

から11カ月間で、首相が終日、自宅から出な

かった「休み」は計3日。周辺は「さすがに疲れ

ている」と休みをとるよう進言。〉


 〈閣僚の一人は「相当疲れていると思う。休ん

でほしい」と話す。〉(朝日新聞12日付)


 何度でも繰り返すが、無為無策どころか東京

五輪の開催強行で感染拡大に拍車をかけ、

国民を命の危険に晒しているのはこの男だ。

にもかかわらず、その責任追及もせずに

“コロナ対策に尽力して疲労が蓄積しているのに

休もうとしない”などというストーリーが流布

されているのである。


■読売や時事通信は、広島原爆の日の

 挨拶文読み飛ばしまで「疲れているせい」に


 しかも、読売や時事通信にいたっては、

広島や長崎の平和祈念式典で挨拶文を読み飛ば

したり遅刻した件までも、自民党内の

「相当疲れているのだろう」

「点滴でもして1日ゆっくりした方がいい」

などというコメントを使って、あたかも

“疲労のせい”にしようとしていた。


 もはやアホか、としか言いようがない。

とくに広島では挨拶文の読み飛ばしを

「原稿がのりでくっついて剥がれなかった」など

と噴飯ものの言い訳をしたが、菅首相は

「原爆」を「原発」と読み間違えただけでなく、

もっとも重要な「核兵器のない世界の実現」

という部分をも読み飛ばした上、日本語と

して意味不明の挨拶を平然と読み上げると

いう無神経ぶりを見せつけた。それを「のり」

だけではなく、メディア側が「疲れているせい」

などと片付けようとするのである。


 無論、これは菅官邸が仕掛けた「同情作戦」

であることは明白だろう。

実際、昨年の夏も、コロナ対策の無為無策が

批判されていた当時の安倍晋三首相をめぐって、

安倍応援団メディアやネトウヨたちから

「147日も『公務なし』の休日がない!」

「働きすぎ!」などという声があふれた。


 これにあやかり、菅官邸もコロナ対策の失敗

や広島・長崎での失態を覆い隠すために、

「菅首相は疲れている」「やつれた」などと

強調しようと必死なのだろう。


 この非常事態に臨時国会も開かず、さらには

国内で1日の新規感染者数が2万人を超えても

会見のひとつも開かないという怠慢な態度を

とる総理大臣に対し、徹底して責任を追及しな

ければならない。

そんな重要な時期に、官邸の誘導に乗っかって

「相当疲れている」などと片棒担ぎをする

メディア……。

五輪報道しかり、メディアがこの体たらくだか

らこそ、能無しのコロナ指揮官は一向に反省

しないのだろう。

(野尻民夫)


【転載終了】

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 国会にも出席しない人間の何処が疲れ

ているというのでしょうかね。


 日本のマスコミは、完全に政府広報に

成り下がってますね。


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