デルタ株「第5波」で9月新学期から“児童クラスター”発生危機 ・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■デルタ株「第5波」で9月新学期から
“児童クラスター”発生危機
学級閉鎖なら家庭内感染リスク増
公開日:2021/08/19
「7月中旬ごろから、子供が通う小学校
から〈児童の感染が判明しました〉という
メールが送られてくることが増え、ビク
ビクしています」
日刊ゲンダイにこう話すのは、都内在住
の小学2年女児の父親(30代)だ。
これまで、新型コロナは
「子供は感染しづらい」
「発症しづらい」とみられていたが、
デルタ株が猛威を振るう「第5波」は、
もはやその常識は通用しない。
すでに夏休み中の8月も各地の学習塾で
クラスターが発生している。
学校が始まる9月からは、「児童クラスター」
があちこちで発生する恐れがある。
実際、子供の感染は急激に広がっている。
厚労省の統計によると、8月5~11日は、
10代未満の感染者は5422人、
10代は1万826人と、いずれも過去最多となり、
5月の第4波のピークの約3倍になった。
「緊急事態宣言」が発令されている沖縄では、
本島南部の医療機関の0~15歳の入院患者は、
4~5月は2~3人だったのに、6月は9人、
7月には12人と急増している。
都内では7月、とうとう基礎疾患のない
10歳未満の子供が重症になってしまった。
「第5波では、以前と比べ明らかに幼児への
感染が増えたという声が現場から上がっている。
ある小児科医は、『7月以降、PCR検査の
陽性率が40%、50%という日がざらにある』と
嘆いていた。症状も決して軽くないといいます」
(医療関係者)
■感染した子供と家庭で過ごす親族は簡単に
感染する恐れ
9月に新学期がスタートして感染者が急増
すれば、学級閉鎖せざるを得なくなる学校も出て
くるだろう。
すると、共働き世帯は、対応に苦慮することに
なる。
子供からの感染リスクも高くなる。
それ以上に、子供の病状悪化は何より不安だ
ろう。混乱は必至だ。
西武学園医学技術専門学校東京校校長
の中原英臣氏(感染症学)はこう言う。
「やはり、デルタ株は従来株よりも感染力が
強く、感染するとウイルス量が増えやすい特徴
があります。ワクチンを2回接種しても感染を
防げないことも分かっています。米国のCDC
(疾病対策センター)はデルタ株について、
『水疱瘡レベルの感染力がある』と指摘して
います。ならば、感染した子供と家庭で過ご
す親族は、簡単に感染してしまうでしょう。
家庭内感染の拡大に拍車をかける恐れがあり
ます」
この状況で、政府や大会組織委員会は
パラリンピックで子供たちが集団観戦する
「学校連携観戦プログラム」を実施するという。
果たして大丈夫なのか。
【転載終了】
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五輪への専門家提言に“政権与党の議員“
から圧力がかかるような国です。
コロナ禍収束などとても無理ですね。
日本が一番収束が遅れ収束した国から
入国拒否の状況も考えられます。
そうなれば、日本の経済は大変な影響
を受けます。
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