「安倍・麻生」連合“菅降ろし”の暗躍 ・・・

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■「安倍・麻生」連合“菅降ろし”の暗躍

 官邸は生殺与奪の権を握られウルトラC

 を画策

 公開日:2021/08/20


 緊急事態宣言が延長されたことで、

解散・総選挙より先に総裁選が行われるとの

見方が広がり、“ポスト菅”を狙う自民党内の

動きが活発化してきた。


 「総選挙に向けて、今週末の21、22日に

自民党本部が全国の選挙区の情勢調査を行う

予定です。22日には菅総理のお膝元で側近の

小此木八郎前国家公安委員長が立候補してい

る横浜市長選の投開票もある。ここで小此木

さんが負けたり、調査で自民大敗の予測が

出れば、『やはり菅総理では選挙を戦えない』

という声は抑えられなくなる。そうなったら、

静観していた安倍前総理と麻生副総理が

“菅降ろし”に舵を切るのではないか。来週は

一気に政局です」(自民党関係者)


 26日には総裁選の日程も決まる。

9月17日告示・29日投開票の日程が有力で、

党員・党友投票も含めた本格総裁選が行われ

る見込みだ。


 また、26日はちょうど派閥の例会が行わ

れる木曜日で、各派の所属議員が一斉に

上京してくる。

支持率最低の菅首相から新しい顔にスゲ替え

て衆院選に臨みたい議員たちの謀議があち

こちで行われるのだろう。


 すでに出馬宣言している高市前総務相に

加え、岸田前政調会長や、現政権を支える

立場の下村政調会長まで総裁選出馬に意欲

を見せている。

安倍氏と麻生氏が誰を担ぐのか。

国会議員票は最大派閥の細田派と第2派閥

の麻生派の動向で決まる。


 安倍・麻生両氏に生殺与奪の権を握られ

絶体絶命の菅首相だが、実は起死回生の

“ウルトラC”が検討されているという。


 官邸関係者がこう言う。

「コロナ禍での解散・総選挙は批判の対象に

なりかねず、現状では総裁選前に解散を打つ

ことは難しい。しかし、任期満了選挙は別で

す。法律で定められた任期満了選挙なら誰も

文句は言えない。9月中に総選挙の可能性も

探っています」


■来週から一気に政局


 菅官邸がもくろむ「任期満了選挙」とは、

どういうものなのか。


 公選法31条の規定では、

「衆議院議員の任期満了に因る総選挙は、

議員の任期が終る日の前30日以内に行う」と

ある。

いまの衆院議員の任期は10月21日までだから、

9月22日以降なら任期満了選挙は設定可能。

最も早くて9月26日が投開票日になる。


 任期満了選挙の日程は事実上、時の政権が

決められる。

菅首相周辺は、9月上旬に

「コロナ対策に注力するため、解散は打たず

任期満了選挙を行う」と菅首相が会見で表明

するシナリオを練っているという。

この時に選挙日程も発表してしまうというの

だ。


 「解散を打たない任期満了選挙なら、国会

を開く必要もない。総裁選前に公示してしま

えば、もちろん総裁選は凍結です。衆院議員

は自分の選挙にかかりきりになり、党内の

菅降ろしも封じられる。総選挙で過半数を

維持すれば、総裁選は無投票再選でしょう」

(前出の官邸関係者)


 菅首相の思惑通りにいくのかどうか。

総裁選に向けて、安倍・麻生連合との暗闘

が続きそうだ。


【転載終了】

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 相変わらず、「コップの中の嵐」から

抜け出せない政権与党。


 コロナ禍まで政局に利用する醜悪。


 一番の問題は、こんな政党を支持する

B層なんですが。


LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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