バッハ会長、来日中の異常な特別待遇は“首相官邸マター”だった・・・

Business Journal


【転載開始】


■IOCバッハ会長、来日中の異常な特別待遇は

 “首相官邸マター”だった・・・

 外務省「接遇行っていない」

 2021.08.22


 東京オリンピック(五輪)のために来日し、

その動向が注目されていた国際オリンピック

委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長が

23日にも再び来日するために調整中である

ことが明らかになった。

複数の報道によると、

24日の東京パラリンピックの開会式に合わ

せて来日する方針で、今回は隔離期間を経ず

に開会式に出席するのだという。


 前回、バッハ氏は7月8日に来日。

プレーブックに則り3日間の隔離期間を経て、

各五輪関連行事に出席し、16日には被爆地

の広島市中区の平和記念公園を訪問。

22日には皇居・宮殿で、IOC関係者らととも

に天皇陛下に面会した。

各社報道によるとその際、陛下はバッハ氏に

「アスリートの皆さんが健康な状態で安心し

て競技に打ち込み、その姿を通じて、新しい

未来へと希望の灯火がつながれる大会となる

ことを願います」とのお言葉を述べられたと

いう。


■バッハ氏に対し「外務省は接遇していない」


 日本政府によるバッハ氏への接遇は、

他国の国家元首を迎えるかのような有様だ。

日本の外交上、最も重要なパートナーと

される米国のジョー・バイデン大統領が、

新型コロナウイルス感染症拡大の影響で来日

すらしていない状況下で異例の待遇だろう。


 他国の国家元首とほぼ同様の待遇にも見え

るが、日本政府はバッハ氏をどのような存在

と位置づけているのだろうか。

日本政府の対外関係窓口である外務省に、

当編集部は次のような質問をしてみた。


 「一般的に我が国の国内法や外交儀礼上、

各国元首や首脳・閣僚、外交官、駐日大使、

全権大使及び国連などの国際機関などの

実務関係者を『外国要人』として接遇され

ていることと存じます。


 そのうえでお伺いしたいのですが、今般

の東京オリンピックで来日されていた国際

オリンピック委員会(IOC)のトーマス・

バッハ会長ら同委員会の幹部は、国家とし

ての接遇が求められている、上記のような

『外国要人』のカテゴリーに入るのでしょ

うか」


 これに対し、外務省報道課は次のように

回答した。


 「外務省は、東京オリンピックに際し、

バッハ会長等のIOC幹部への接遇を行って

おりません」


■バッハ氏の厚遇は「組織委・官邸マター」?


 バッハ氏は外務省にとっての要人ではない

ということなのか。

本省や在外公館などで勤務した経験のある

元外務省職員は次のように話す。


 「簡単に言えば今回の件は東京五輪・パラ

リンピック競技大会組織委員会が全責任を負う

マターだということです。組織委は独立した

組織ですが、組織委自体にバッハ氏の来日に

伴う入国手続きや警察の警備、接遇などを実施

できる許認可権や法的根拠はありません。実務

上は組織委が首相官邸に上げ、官邸の承認の上、

バッハ氏へのさまざまな対応が行われていると

いうのが実情だと思います。


 天皇陛下との面会に関しては、あくまでIO

C内での会合との位置づけのようですね。例え

ば、皇后陛下は日本赤十字社の名誉総裁なので、

国際赤十字の幹部と面会されることもあります。

ただ米大統領が訪日できないような状況下です。

通常時であれば、問題のないことでも、現状で

は異例とも厚遇とも言われてしまうのは仕方が

ないことなのかもしれません。一部報道で言わ

れている通り、バッハ氏の行動は官邸や組織委

ですら完全に掌握できていたとは言えないよう

ですから、もはや、日本政府の管轄外の存在と

なっているのかもしれません」


 やはりバッハ氏は国際的な特権を持って

いるということなのだろうか。


■「平和の祭典」とタリバンのアフガニスタン

 制圧


 五輪は国際的な「平和の祭典」として尊重

されている。

バッハ氏自身も、開会式、閉会式で繰り返し

各国や各武装勢力間の紛争休止に対する

五輪開催の重要性を訴えていた。

国連関係機関職員は次のように話す。


 「単なるスポーツ大会ではないからこそ、

またIOCが国際的な協調と平和を呼び掛ける

組織だからこそ、その会長はそれなりに

国際的な発言力や権威を有しているのです。

ただ、東京五輪でのバッハ会長の動向は

そのIOCのトップとしてふさわしいもの

だったのか疑問なところは多々あるかと

思います」


 五輪閉会式翌日の今月9日、バッハ氏がSP

や大会関係者らを引き連れ、商業施設

「GINZA SIX」など銀座界隈を散策していた

ころ、アフガニスタンでは反政府武装勢力

タリバンによる同国主要都市への電撃戦が

佳境に入っていた。

時事通信などによると、タリバンは五輪期間中

の6日からアフガニスタン全土で攻勢を強めた。

そして15日には首都カブールに至った。

タリバンによるアフガニスタン全土の掌握は

国際社会に深刻な衝撃をもたらし、米英を

はじめ各国は大混乱に陥っている。


 前出の国連関係機関職員は話す。


 「世界の安全保障に影響が及ぶような紛争が、

五輪期間中に進行していたのに、閉会式でそれ

に対する懸念を表明したり、注意喚起をしたり

するようなことはできなかったのでしょうか。

世界が注視するイベントで、人道危機を多くの

人々に認識してもらう最後のチャンスでした。


 大会期間中に具体的な国名をあげるなど

政治的な発言ができないのであれば、水面下で

平和実現への働きかけを行うための努力もでき

たでしょう。少なくとも閉会式の翌日に、銀座

界隈をぶらぶらしている場合ではなかったので

はないでしょうか。


 それにIOCには1980年のモスクワ五輪は

旧ソ連のアフガニスタン侵攻で、米国などが

ボイコットした苦い記憶があるはずです」


 特権を振りかざすためには相応の義務が伴う。

バッハ氏は“高貴なる義務”をしっかり果たせて

いるのだろうか。

(文・構成=編集部)


【転載終了】

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 結局、政治というものを知らない政治家

が、安倍政権で官房長官として強権を振る

い、表の首相として更に暴政を敷いたとい

う事なのでしょうかね~?


 これほど日本国民から嫌われたバッハを

ドイツ人はどう見ているのでしょうか?


LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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