子どものコロナ感染が1カ月で約5.5倍に!
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■子どものコロナ感染が1カ月で約5.5倍に!
9月授業再開で“一家全滅”急増の恐れ
公開日:2021/08/28
夏休み明けの学校再開を巡り、
ネット上では〈自主休校〉が話題だ。
子どもが教育を受ける機会も大事だが、
10代以下の新型コロナウイルスの感染
が拡大中。
子どもから両親にうつる“一家全滅”の
ケースまで出てきた。
政府は夏休みの延長や臨時休校の
判断について、学校や自治体に丸投げだ。
コロナ分科会の尾身会長は国会で
「可能であれば、夏休みの延長」と主張
した一方、菅首相は
「国から全国一斉の休校を要請すること
は考えていない」と説明。
子どもの感染リスクを考えれば、親が
〈自主休校〉させたいと思うのも当然だ。
実際、1日あたりの新規陽性者に占め
る10代以下は急増している。
厚労省によると、10代以下の新規感染者
数は25日までの1週間で3万人を突破。
1カ月前の約5.5倍に達した。
東京都内の新規感染者に占める10代以下
の割合は13.1%(8月3~9日)→14.3%
(同10~16日)→15.8%(同17~23日)
と拡大傾向だ。
■スコットランドは新規感染者の3分の1
が19歳以下
海外では授業再開による子どもの感染
急増に直面しているところもある。
英BBC(25日付)によると、
スコットランドは25日に新規感染者数が
5021人に上り、過去最多を更新。
16、17歳の約42%が1回目のワクチン接種
を終えていたにもかかわらず、
新規感染者のうち19歳以下が3分の1を
占めたという。
スコットランドのジョン・スウィニー
副首相はBBCの取材に
「学校に人が集まることは間違いなく、
感染拡大をいくらか助長するだろうし、
(感染者における)若年の割合をみて
も明らかだ」と指摘した。
日本国内でも授業再開によって、
子どもの感染が急増する恐れがある。
都内では習い事に行った子どもが感染し、
両親と子ども2人の一家4人が感染した
ケースもすでに出ている。
西武学園医学技術専門学校東京校校長
の中原英臣氏(感染症学)がこう言う。
「学校は一律に休校する必要はないと思うが、
感染者が出たら即検査できる体制を前提とし
て、クラスに1人でも感染者が出たら学級
閉鎖するべきだと思います。たとえ登校させ
るとしても、子どもが感染したら家庭内での
隔離は難しいため、親や兄弟も感染する可能
性が高いことは留意しなければなりません」
“一家全滅”だけは絶対に避けたい。
【転載終了】
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>・・・クラスに1人でも感染者が出たら
学級閉鎖するべきだと思います。・・・
インフルエンザより数倍高い感染力
のあるコロナの場合、中原英臣氏
(感染症学)が言うような対応が必要
な気がします。
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