まもなく金融に激震が走る・・・

富を拡大するインテリジェンス2.0


【転載開始】


■米軍アフガン撤退で始まるドルの崩壊

 まもなく金融に激震が走る

 公開日:2021/08/28


 アフガニスタンの反政府武装勢力の

タリバンが8月16日、同国の首都

カブールを制圧。

ガニ大統領は国外逃亡し、タリバンが

新国家の実権を握りました。


 米国が撤兵開始したためタリバンは

10日間で全土を掌握しました。


 敵の敵は味方ということで反米の

タリバンと中国は接近しており、

7月28日にはタリバンのトップが中国

を訪れ王毅外相と会談しています。


 今後の世界の一番の激震の舞台は中東

だと判断していますが、現在、反米勢力

の中国、ロシアが中東に対して影響力を

大きくしています。

特に中国は中東の国々と関係を強化して

います。


 アフガニスタンは中国の一帯一路構想

を実現するための重要地域です。


 今回、約20年間続いたアフガン戦争

は米国の敗戦が確定されました。


 もともとアフガニスタンで政権を

握っていたタリバンは2001年9月11日

のアメリカ同時多発テロ事件で攻撃の

首謀者とされた故ウサマ・ビンラディン

容疑者とアルカイダを保護しているとされ

攻撃の対象とされました。


 アメリカ主導の多国籍軍によって攻撃

を開始したことでタリバン政権は崩壊。

米国の傀儡の政権が樹立されたものの、

その後タリバンとの対テロ戦争が20年間

続くことになりました。


 20年間続いたアフガン戦争での

米国敗戦はベトナム戦争を彷彿させます。


 歴史は繰り返すようにベトナム戦争

も20年間続き米国の敗戦となりました。


 そして多額の軍事費による財政悪化

などからドルショックが起きたのです。


 米ドル紙幣と金との兌換停止を宣言

したことで世界に激震が走りました。


 タリバンがカブールを制圧した

8月16日のちょうど50年前、1971年

8月15日がドルショックの日なので

象徴的です。


 アフガン戦争で米国は2兆ドル以上

の膨大な額を費やしました。


■まもなく金融に激震が走る


 歴史が繰り返すとすると今後、金融

に激震が走るのかもしれません。


 米ドルが基軸通貨であるのは世界最大

の軍事力を持っていたからです。


 原油をドルでしか決済できない状態

にしたことで、原油が湧き出ることは

ドルを発行することになります。

まさにドル箱です。


 最近は原油の決済がドル以外でもでき

るようになってきたことと、米軍の撤兵

でドルの基軸通貨としての立場が弱く

なってきています。


 基軸通貨を狙っているのは中国、EU、

ロシアです。


 基軸通貨のメリットをよく理解している

米国が、黙って基軸通貨を明け渡すことは

ないと思うので激震に注意です。


 今後の動きは大事なので、何が起きるか

見えてきましたら、お知らせしていきます。


【転載終了】

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 コロナ禍が長期化して、更に急激な

円高が起ると日本経済は混乱をきたす

事になりそうですね。


 大手企業の業績が急激に悪化し、

人員削減の動きが活発化する可能性

も?


LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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