安倍政権時代の「官邸ポリス」が“論功行賞”で警察組織2トップに

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■安倍政権時代の「官邸ポリス」が“論功行賞”

 で警察組織2トップに昇格の不気味

 公開日:2021/09/12


 警察が究極の忖度機関になるかもしれ

ない。


 東京五輪・パラリンピックが終わり、

警察は人事の季節を迎える。

警察庁も警視庁も、現トップは東京大会の

警備を最優先した布陣だからだ。


 警視庁の斉藤実警視総監は、庁内で

「警備警察のエキスパート」と呼ばれて

きた人物。

早ければ9月中に退任するとみられ、後任

には警察庁の大石吉彦警備局長が就任する

予定だ。


 大石氏は、2012年から19年まで安倍

前首相の秘書官を務めていた“安倍親衛隊”

でもある。


 さらには、警察庁も年末にトップが交代

して、安倍氏と親密な元「官邸ポリス」が

長官に就きそうなのだ。


 一貫して警備畑を歩んできた警察庁の

松本光弘長官の後任には、警察庁ナンバー2

の中村格次長が昇格する。


 中村氏といえば、第2次安倍政権下の15年、

「安倍晋三に最も近い記者」といわれた

元TBSワシントン支局長がジャーナリストの

伊藤詩織さんをレイプした疑惑で、逮捕状を

握り潰したことで知られる。


 当時、警視庁刑事部長だった中村氏が逮捕

を取りやめるよう指示したことについて、

「週刊新潮」の取材に対し、「私が決裁した」

と本人が認めていた。


 中村氏は安倍政権で菅官房長官の秘書官も

務めた。

テレビの報道番組にも目を光らせ、

政権批判発言があれば局の上層部に連絡して

抗議していたと報じられたこともある。


 警察庁長官に上り詰めれば、これ以上ない

論功行賞だ。


 「自民党総裁選の結果によっては、今より

安倍前首相の影響力が強い傀儡政権が誕生

しかねない。そこに加えて警察組織のツー

トップが“アベ友”で占められれば、安倍さん

は怖いものなしでしょう。検察の人事に介入

する法改正は世論の強い批判で頓挫しました

が、警察の通常人事は止めようがない。

伊藤詩織さんの事件でも分かるように、警察

組織は上からの命令が絶対です。官邸ポリス

がツートップに立てば、警察全体が権力に

忖度する組織に変容しそうで心配です」

(警察庁関係者)


 安倍前首相が新政権も警察権力も私物化

する暗黒時代が始まるのか。


【転載終了】

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 元々、警察は警備警察が中心であり、

国民監視の特高警察の体質を引き継い

でいると言われていますね。


 安倍政権で日本は尊敬できない国に

なってしまったとも囁かれているとか。 


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