自民党総裁選で安倍氏・麻生氏と“全面戦争”
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■石破茂氏と河野太郎氏をつないだ菅首相
が決断!
自民党総裁選で安倍氏・麻生氏と“全面戦争”
公開日:2021/09/15
自民党総裁選(17日告示・29日投開票)
への対応について、「白紙」で引っ張って
きた石破茂元幹事長は結局、出馬を見送る
方向となった。
15日の石破派の臨時総会で対応を説明する
というが、石破氏は河野太郎行革担当相を
支援する見通し。
石破氏と河野氏の2人をつないだのは、
ナント菅首相らしい。
◇ ◇ ◇
河野氏は13日、議員会館の石破事務所を
訪ね、
20分間、2人きりで会談。
ここで河野氏は
「総裁選後には衆院選、参院選がある。
当選した暁には挙党体制をつくりたい」
と呼び掛け、石破氏に協力を求めた。
麻生派に所属する河野氏は、10日に出馬
表明会見を開くまで、麻生財務相を日参し
て出馬への了承を求め、安倍前首相にも説明
に出向くなど、配慮を重ねてきた。
その安倍・麻生コンビが毛嫌いする石破氏に
協力を求めることは、両者を敵に回すことに
なりかねないのだが、河野氏に石破氏との
連携を促し、裏で動いたのが、同じ神奈川県
選出で、「将来の首相候補」として河野氏に
目をかけてきた菅首相だという。
「1週間くらい前から、菅さんは河野さん
に『石破さんの応援をもらうべきじゃないか』
と伝え、水面下で動いていたようです。決選
投票にしないで、一発で勝つためには、党員
・党友票で圧倒する必要がある。もちろん、
河野氏が石破氏の支援をもらえば、安倍さん
と麻生さんは黙っていない。全面戦争です。
しかし、そもそも菅首相を最終的に退陣に
追い込んだのは安倍さん・麻生さんなので、
菅首相は両者と戦うことで腹をくくったのだ
ろう」(永田町関係者)
■菅首相と二階幹事長も再びタッグか?
確かに、菅首相に引導を渡したのは、
総裁選前の衆院解散にストップをかけ、
党役員刷新の人事に協力しなかった安倍・
麻生だ。
コロナ失政で世論の支持をなくしたのだから
自業自得ではあるが、菅首相にすれば、延命
の最後の望みを断った安倍氏・麻生氏には
恨み骨髄だろう。
一方の石破氏は、菅首相批判を封印し、
退陣表明ギリギリまで
「首相の下で結束すべし」と説いていた。
「起死回生の一手として断行しようとした
人事で菅首相は石破氏に電話して相談してい
た。直接会って話す前に、菅首相が退陣表明
をしてしまったが、菅首相と石破氏はコミュ
ニケーションが取れている。党三役に就いた
ことのない河野氏は党務を知らない。衆院選
を考えても、党務が分かる石破氏の協力は
大きい」(前出の永田町関係者)
世論人気の高い河野氏と石破氏が組むこと
で、安倍氏・麻生氏にひと泡吹かせる――
そんな戦略だ。
14日石破氏は党本部で二階氏と会談。
その二階氏は菅首相とも会談した。
「vs安倍・麻生」で、菅・二階も再びタッグ
か。
【転載終了】
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これを切っ掛けに、安倍・麻生隷米政治
を終わりにするチャンスかも。
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