原発増強派が“闇の力”で・・・

永田町の裏を読む


【転載開始】


■原発増強派が“闇の力”で巻き返しを

 はかる自民党総裁選

 公開日:2021/09/23


 自民党総裁選は、29日の投開票まで残り

1週間の終盤に入る。

各種の調査を総合すると、党員・党友票

では河野太郎行政・規制改革相が飛び抜け

てトップ。

国会議員票では岸田文雄前政調会長が

リードしているものの河野と高市早苗

前総務相も追いすがっていて、このままで

いくと河野が勝つ可能性が大きいというの

が大方の予測である。


 「しかし」とベテラン政治記者がこう言う。

「表面上、たいした波乱もなしに淡々と推移

しているように見えるが、その裏では暗闘が

激しい。とりわけ焦点になっているのは、

実は原発。周知のように、河野は『核燃料

サイクル、即廃止』が長年の持論。『今は

脱原発を封印している』などと報じられてい

るが、前々から彼は脱原発とは言っていない。

すでに技術的にも資金的にも行き詰まってい

る核燃料サイクルを止めてしまえば使用済み

燃料の行き場がなくなり、おのずと原発は

運転できなくなる。言わば迂回路で攻めれば

原発は立ち枯れするという考えなのです」


 そこで危機感を強めているのが、

安倍晋三前首相と細田派の細田博之会長が

顧問となって、稲田朋美元防衛相を会長に

立ち上げた「原子力リプレース推進議員連盟」。

再稼働はもちろんのこと、老朽化したもの

も単に廃炉にするのでなく最新型のものに

建て替えるというゴリゴリの原発増強派で

ある。


 これを裏で操るのが安倍の首相補佐官から

今は原発メーカーの一つである三菱重工業の

顧問になっている今井尚哉氏。

もとはといえば経済産業省の原子力マフィア

出身の彼が政策アドバイザーとして岸田陣営

に入り込み、経済界にも手を回して

「河野は危険だ。ヤツを勝たせたら日本の

原子力産業は潰れる」と巻き返しに出ている

という。

こういう見えない闇の力も働くから、

まだまだ総裁選の行方は分からない。


【転載終了】

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 現代の“明治政府(清和会)“がいなく

ならないと日本の政治は変われません。


 若者がもっと情報を持たないと、

将来原発は大きな負の遺産になり、若者

の税負担は大変な事になるかも。


LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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