傀儡政権じゃなかったの?
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■傀儡政権じゃなかったの?
安倍前首相が「岸田新体制」に
ブンむくれのワケ
公開日:2021/10/02
安倍前首相がまたカリカリしている
という。
自民党総裁選は思惑通りの展開で、
岸田新総裁が誕生。
新体制は岸田氏の独自色が見えず、
「安倍傀儡政権」と揶揄されるほど
なのに、一体何が気に食わないのか。
党の新執行部が1日、発足した。
新たな党四役は、甘利明幹事長(麻生派)、
福田達夫総務会長(細田派)、
安倍前首相がモーレツに肩入れする
高市早苗政調会長(無派閥)、
遠藤利明選対委員長(谷垣グループ)。
首相の女房役となる官房長官には
松野博一元文科相(細田派)が就くこと
も決まっている。
安倍氏が実質支配する細田派が党と政権
の要を掌握。
ついでに言えば、安倍氏が忌み嫌う
河野太郎ワクチン担当相(麻生派)は
広報本部長となり、事実上の降格だ。
■しつこいアベフォンに細田派幹部
ウンザリ
「安倍前総理が押し込もうとしていたの
は、『高市幹事長』『萩生田官房長官』
です。高市陣営を全面支援したことで、
憲法改正などに消極的な菅政権下で離れた
保守層の引き戻しに成功。だから、衆院
選に向けた『党の顔』は高市氏がふさわ
しいとの理由です。岸田新総裁が選出
された直後から細田派幹部に“アベフォン”
をかけまくり、高市氏を幹事長に推薦
するよう求めたそうですが、高市氏は
町村派(現細田派)を飛び出した人。
幹部は〈なんで、高市氏をやらなきゃな
らんのだ〉〈安倍前総理は派閥を離れた
立場なのに〉と不満タラタラだった」
(自民党関係者)
結局、高市氏は選挙公約をまとめる
政調会長に就任。
第2次安倍政権以来2回目で、いわゆる
安倍応援団の間からは「格下げだ」
「体のいい封じ込めだ」と見当違いの批判
が上がっている。
一方、安倍氏最側近の萩生田の官房長官
就任は「新聞辞令」。
「既成事実化を狙った安倍前総理サイドが
積極リークしていた」(キー局記者)と
いう。
起用が決まった松野氏は、政調会長時代の
岸田氏に会長代理として仕えた仲だ。
「さすがの岸田総裁も安倍前総理の要望
丸のみは拒んだようです。落としどころが
甘利幹事長で、麻生新副総裁の手前、安倍
前総理も不満をのみ込むしかない」
(前出の自民党関係者)
岸田新総裁の“抵抗力”はいかほどのもの
か。
4日に発表される閣僚人事は見ものだ。
【転載終了】
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まあ、こんな人物がキングメーカー
気取りではイヤになるのでは?
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