小池知事いよいよ国政へGO?
小池知事「伏魔殿都政」を嗤う
【転載開始】
■小池知事いよいよ国政へGO?
都民ファースト国政政党の立ち上げの思惑
公開日:2021/10/03
地域政党の「都民ファーストの会」
(都ファ)が、衆院選に向けて国政政党を
立ち上げるという。
都ファ生みの親である小池知事は、
自らの関与も衆院選出馬も強く否定したが、
額面通り受け取るお人好しなど、
どこにもいないだろう。
口では都政に邁進する、などときれい事を
言いながら、小池知事の頭の中は国政の
ことでいっぱいだったということである。
都知事に再選してから1年余。
この間、新型コロナウイルス対策で
「密です」「ステイホーム」など数々の
〝迷言〟を生んできた小池知事だが、
結局のところ、都知事の座は国政目当てに
過ぎなかったと言わざるを得ない。
よくよく都民はコケにされたものである。
小池知事の国政政党ネタといえば、
誰もが「希望の党」立ち上げ騒動を思い
起こすが、4年前と今を比較してみると、
あまりのシンクロ率に目がくらむ。
同じなのは、都議選(4年前は都ファ圧勝、
今年は自民圧勝の下馬評を覆し都ファ善戦)
と衆院選(4年前は9月に安倍首相が解散、
今年は安倍・菅政権の後継といわれる岸田
総理の手で解散予定)だけではない。
パンダの誕生と命名のタイミングまで
ほぼ一緒なのだ。
詳しくは、8月4日に著者がアップした
YouTubeチャンネル(都庁watchTV)の
動画をご覧いただきたい。
それはさておき、国政政党を立ち上げる
には相応の時間と労力、事前準備が不可欠
である。
「希望の党」の名称は半年以上も前に登録
されていたという。
今回も周到な準備が数か月にわたって密か
に行われていたのはまず間違いない。
つまり、コロナの感染爆発で自宅療養を
余儀なくされた都民の感染者数が万単位に
まで膨れ上がり、第5波による医療崩壊が
現実のものとなった8月でさえ、
小池知事は都ファ幹部らと衆院選への戦略
を夜な夜な謀議していたということなので
はないか。
候補者の人選や選挙区調整、選挙体制の
組み立ては大仕事である。
7月の都議選直後から、都議会関係者から
は、都ファ議員の一部が国政を目指して
いるとの情報が漏れ聞こえてきた。
都ファ代表を務める荒木千陽都議が新しい
国政政党の代表も兼務するようだが、
小池知事の最側近である彼女こそ、国政を
目指す第一候補なのではないかと踏んで
いる。
だが、都議当選の直後に国政転身となれば、
有権者に対する裏切り行為以外の何物でも
ない。
もしそうであるなら、国政にしか関心の
ない小池知事と同罪である。
■小池氏出馬の可能性は?
さて、問題は小池知事本人の出馬である。
条件は2つある。
コロナの感染状況と国政の混乱度合いだ。
コロナ収束のめどが立ち、自民党内に何ら
かの混乱が生じれば、自らが打って出る
隙間が生じる。
小池知事はこの2つの条件がクリアされ
た時に動くだろう。
さて、コロナに関しては、感染者数の
急激な減少により緊急事態宣言も解除さ
れた。
本人にとってはうれしい誤算だ。
なぜなら、コロナ対策を放り投げて国政
復帰を目指したとしても、都政放棄の
批判がかなり和らげられるからである。
残るは国政状況だが、残念ながら小池知事
の思惑通りには進んでいない。
菅政権の延命で自民党に不平不満が充満
して亀裂が生じるのがベスト・シナリオ
だったが、菅氏の退場と新政権の発足で、
自民党は衆院選に向けて一致結束したよう
に見える。
小池知事としては、今後、岸田政権への
期待外れ感が強まって自民党にほころびが
生じ、その間隙を縫って台風の目に躍り
出る可能性がわずかに残るだけである。
客観的に見てかなり不利な状況であるに
もかかわらず、都ファが国政政党を発足
させる意図は何か。
来年の参院選を見据え、衆院選で最小限の
議席を確保して地固めを図るつもりなのか。
それとも、4年前、希望の党の党首として
の出馬を躊躇し惨敗を期した反省から、
今回は玉砕覚悟で大将自ら出陣するつもり
なのか。
いずれにせよ、都ファも新しい国政政党
も、小池知事あっての政党であり、
小池人気がなければ何もできない。
「伏魔殿の女帝」である小池百合子氏が
崖から飛び降りる勇姿を、是非もう一度、
見てみたいものである。
【転載終了】
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「ファーストの会」は現職議員の名前
はないようですね。
可能性があるとすれば、「国民民主」
との合流でしょうかね?
いずれにしろ、「維新の会」と体質的
に似たような党なりそうな気がしますね。
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