【東京8区騒動】密室談合の犠牲者、無言のまま立ち去る!
田中龍作ジャーナル
【転載開始】
■【東京8区騒動】
密室談合の犠牲者、無言のまま立ち去る
陣営の地元都議
「私たちにも知らないことが多過ぎる」
2021年10月12日
れいわ新選組の山本太郎代表が東京8区
から立候補すると宣言して以来、公の場
から姿を消していた立憲東京8区の
吉田はるみ総支部長が、きょう、5日ぶり
に支持者の前に現れた。
霧雨の降る阿佐ヶ谷駅前には、6年間共
に汗を流しながら政策を練り上げてきた
地元支援者たちが集まり、吉田を出迎え
た。
吉田は用意してきた原稿を読み上げた。
原稿は「8区から出馬しないことを決断した
山本太郎さんに敬意を表します」で始まった。
「山本さん、一緒に街宣しましょう。野党
が共闘して政権交代することに本気である
と共に訴えましょう」と続いた。
不自然だった。
山本と立憲の幹部が緊張関係にあることから、
山本を称えて事態を収拾したいとの意図が透け
て見えた。
吉田は原稿を読み上げると、間髪を入れず
会場を後にした。
これまた不自然だった。
記者団は後を追った。吉田は地元有権者に
次ぐ最大の犠牲者だからだ。
吉田は愛着のある8区から、トップダウンで
剥がされそうになっていた。
幹部から「来夏の参院選に出すから8区は山本
に譲ってよ」と強引な説得を受けていたのだ。
立憲とれいわ双方の関係者によると、強引な
説得は、山本太郎が出馬を撤回する昨日まで
続いていた。
記者団は「交渉の経緯はどうなっているの
か?」「(山本に8区を譲り自分は参院選に
回る)念書はあったのか」などと記者団は質問
を浴びせたが、吉田は無言のまま事務所に引き
揚げて行った。
「余計なことは話すなよ」と幹部から指示
されていたのか。
密室談合の犠牲者だった吉田は一言も語らない
ままだった。
現場にいた吉田陣営の地元都議会議員は
「私たちにも知らないことが多過ぎる」と
戸惑いの表情で語った。
この一言が事態を表していた。
(文中敬称略)
【転載終了】
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共産党との選挙協力といいながら、
共産党立候補者に降りてほしいという
など、立憲幹部の姿勢がおかしいです
ね。
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