野党論客の落選に「批判ばかり」と報じるメディアの・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■野党論客の落選に「批判ばかり」と
報じるメディアのトンチンカン
元NHK政治部記者も使命放棄と指摘
公開日:2021/11/04
「ようやくモリ・カケ・桜もおしまい
だな」
政府・与党内でこんな声が漏れている。
31日に投開票された衆院選で、モリ・カケ・
桜疑惑を徹底追及してきた野党の「論客」
たちが軒並み落選したからだ。
立憲民主や共産などの野党はこれまで、
不祥事が発覚する都度、「合同ヒアリング」
を立ち上げて疑惑を追及してきた。
憲法62条には、<両議院は、各々国政に関す
る調査を行い、これに関して、証人の出頭
及び証言並びに記録の提出を要求することが
できる>との国政調査権に関連した規定があ
り、野党は森友問題では改竄された財務省の
決裁文書の提出を求めたり、桜疑惑では安倍
元首相の事務所とホテルでやり取りされた
資料の提出を求めたりしてきた。
安倍・菅政権で起きた数多くの不祥事を
めぐり、予算委などで参考人招致などが実現
し、国民の知る権利につながったのも、
こうした野党の尽力があったからだ。
ところが、今回の選挙では、
野党「合同ヒアリング」の常連だった、
立憲民主の辻元清美氏(大阪10区)、
黒岩宇洋氏(新潟3区)、
今井雅人氏(岐阜4区)、
川内博史氏(鹿児島1区)などが落選して
しまった。
こうした状況に対し、ネットでは
<黒岩さんや今井さん、川内さんがいなく
なって、合同ヒアリングはどうなるの?>
<モリカケ・桜は?>
<まさかこのまま終わりじゃないよね>と
いった書き込みがチラホラ。
一部メディアでは、落選した野党候補に対し、
<批判ばかりしてるから落選した>
<有権者は見透かしている>などと報じている
が、「合同ヒアリング」などがなければ、
モリカケ・桜疑惑は曖昧なままで終わっていた
ことは確かだ。
そもそも、野党に対して<批判ばかり>など
と報道しているメディアは一体、何のために
存在しているのか。
本来であれば、政府、与党の姿勢を批判するの
はメディアの役目であり、その使命をメディア
が放棄しているため、代わって野党議員が前面
に立たざるを得なくなったのではないか。
元NHK政治部記者で評論家の川崎泰資氏
はこう言う。
「野党が政府・与党の姿勢をただすために批判
する。当たり前じゃないですか。政治の原点で
すよ。野党が与党と一緒に『いいね、その通り』
と言っていればいいのであれば、野党である必要
がないし、国会もいらない。メディアが政府・
与党応援団と化しているから、野党議員の批判
が目立っているのです」
落選した野党前職は捲土重来を期待したい。
【転載終了】
***********************
多分、「改憲」の動きが活発化する
様な気がします。
若者世代の「海兵隊化」が進む可能性
も。
海兵隊は、「問題行動の若者」の強制
入隊。
「貧困世代の若者」の経済徴兵制度だ
ということで、正規軍の陸軍も眉を
ひそめるようです。
沖縄の海兵隊員の犯罪が多いのもこの
ためとか。
個人的な考えですが。
以前、大手企業が新入社員の教育訓練
で、自衛隊への体験入隊がありました。
今後入り口で「日本式経済徴兵」と
「新入社員体験入隊」を行い、いずれ、
韓国の様な3年程度の自衛隊入隊義務化
が進められ予備役化する可能性もないと
は言えませんね。
0コメント