最大派閥「安倍派」発足でも消えないストレス・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■最大派閥「安倍派」発足でも消えない
ストレス・・・スーツぶかぶか元首相の
“激ヤセ”が話題
公開日:2021/11/12
「げっそりしたんじゃないか」
こんな声が政治記者からも上がって
いる。
10日に召集された特別国会で、
本会議場を歩く安倍元首相はスーツが
ぶかぶか、お疲れのようすだった。
11日、自民党最大派閥の清和会が
細田派から安倍派に衣替えした。
安倍元首相は9年ぶりに派閥に復帰し、
会長に就任。
総会へ拍手で迎え入れられると、
「党内最大の政策集団として責任を
果たしていく決意だ」と挨拶、8分間
にわたって、ご執心の改憲や安全保障
についてスピーチした。
名実ともにキングメーカーとして
清和会の実権を握った。
さぞや意気軒高かと思いきや、痩せて
しまったのか、この日もスーツの
ゆったり感が少し気になった。
ワイシャツの首元もユルユル。
どうやら、ストレスをため込んでいる
らしい。
安倍元首相の会長就任は「全会一致」
と伝えられている。
だが、安倍元首相が「派閥の総意」を
要望したから表向きそう説明されてい
るだけで、内実は違う。
「会長だった細田さんが役員会で、
『安倍さんに会長を継いでもらいたい』
と表明した時も、拍手がなくシーンと
していた。『総理までやったのに、今さ
ら派閥会長か』という冷ややかな視線が
ある。安倍さんが派閥に戻ったら、高市
さん(政調会長)も戻るのか、という
反発もある。稲田さん(元防衛相)なん
て、酔った勢いで安倍さんに電話して
『冗談じゃないわよ。高市さんとは一緒
にやれないわよ』と直接伝えたらしい」
(細田派事情通)
■派内では権力闘争が始まっている
9月の総裁選で安倍元首相が高市を
全面支援しただけに、派内は、稲田氏に
限らず、下村前政調会長、西村前コロナ
担当相、萩生田経産相ら“ポスト岸田”狙い
のメンメンが安倍元首相に疑心暗鬼を抱き、
権力闘争を始めている。
党三役に起用された派閥のプリンス、
福田達夫総務会長がエースに躍り出る
可能性だってある。
派内は、福田系と安倍系の2つの流れが
あり、岸田首相の福田抜擢は、
安倍元首相にとって面白くない人事だった。
「さらに安倍さんをイラつかせているの
は、林芳正さんの外相就任です。安倍さん
は難色を示したのに、岸田総理が押し
切った。安倍さんと林さんは地元山口で
長年、敵対してきたうえ、山口は選挙区
の区割り変更で、現状の4から次回は3に
減らされるので、対立が激しくなるのは
必至。ただでさえ安倍さんから林さんに
移っている地元の求心力が、ますます
離れそうで、安倍さんはかなり焦っている」
(自民党関係者)
ジワジワと安倍離れを試みる岸田首相に
対し、最大派閥のボスとしてどこまで圧力
をかけ続けられるか。
会長就任でストレスは増しそうだ。
【転載終了】
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何事も、引き際が大事です。
望まれないのに、居座ると最後は
惜しまれない引退になります。
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