橋下徹氏が維新の文通費“移し替え”追及が緩い理由・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■橋下徹氏が維新の文通費“移し替え”追及
が緩い理由
寄付された一部から講演料支出の可能性
公開日:2021/11/20
今まで何度もムダが指摘されていたにも
かかわらず放置され続け、今回、やっと
見直し議論が出始めたのが、国会議員
1人当たりに月額100万円が支給されて
いる文書通信交通滞在費(文通費)問題。
問題提起のきっかけを作り、一躍、存在感
を発揮しているのが、「日本維新の会」だ
ろう。
副代表の吉村洋文・大阪府知事(46)は
18日、自民党などが12月召集予定の臨時
国会で、文通費の日割り支給法案提出を
検討していることに対して「ごまかしだ」
と猛批判。
自身が国会議員時代に文通費をちゃっかり
得ていた「ブーメラン」を忘れてしまった
かのような物言いだったが、吉村知事の
言う通り、ごまかされてはいけない文通費
のもう一つの問題が、維新議員の使い方。
文通費の残額を毎月、自分が代表を務める
政治団体や関連の後援会に「寄付」する
“移し替え”だ。
政治資金問題に詳しい上脇博之・神戸学院
大教授(63)は日刊ゲンダイの取材に対し、
文通費の“移し替え”を違法行為と指摘して
いるが、維新議員はそろって馬耳東風。
例えば、維新の足立康史議員(56)は、
こうした指摘について、ツイッターにこう
投稿している。
<正しいことを、印象操作に負けて改めるの
は最悪です。団体寄付に何の問題もありません。
セルフ領収書に何の問題もありません。それを
確認した上で、どうすべきか、を議論すべきで
す>
<経費性のない余った文書通信交通滞在費を
返還する=いただかない、には賛成ですが、
団体寄付=セルフ領収書の趣旨をひん曲げて
印象操作を組織的に展開してきた赤旗・共産党
のキャンペーンにのるような論旨には賛成でき
ません>
■極論すれば「マネーロンダリング」と変わら
ない
なんともトンチンカンな反論としか言いよう
がないが、不思議なのはこの維新の寄付問題に
ついて、維新創設者でもある元大阪府知事で
弁護士の橋下徹氏(52)の歯切れがよくない事
だ。
橋下氏はツイッターで、<政治団体なんかに
入れずにきちんと管理すればセルフ領収書批判
など受けずに済みます。いくら説明しても余っ
たものの精算を避けるためのものなので世間に
響きません>と見直しを促しつつも、
<今回の文通費改革の問題提起は本気だから
世間に響き、政治を大きく動かしました。これ
が真の維新だと思います>と投稿している。
自分が立ち上げた古巣をぶった切るのはさす
がに難しいのだろうが、橋下氏にしては何だか
奥歯に物が挟まったような物言いだ。
ちなみに、足立議員は約5年前にも文通費の
寄付問題で、メディアに大々的に取り上げられ
ていた。
過去の政治資金収支報告書をみると、
「あだち康史後援会」の寄付欄に
「文書通信交通滞在費より」と但し書き付きで
記入(現在は別団体へ)しているのが確認でき
るが、驚くのは政治活動費の記述に
「橋下徹講演料」として216万円の支出が
あったことだ。
記述のママ受け取れば、文通費の一部が
政治団体に寄付され、それが講演料となった
可能性もあるわけで、こうした使い方が違法
でないのであれば、何でもOKになってしまう。
極論すれば「マネーロンダリング」と変わら
ないだろう。
橋下氏の追及がいつもより緩んでしまうの
も、無理はないということか。
【転載終了】
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まあ、ご自分がどうやってるのか公開
してから言ったらどうですかね。
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