仙台でも安倍自民惨敗・・・

日刊ゲンダイ

【転載開始】

■仙台でも安倍自民惨敗…横浜、茨城へ続く野党共闘の底力

  2017年7月24日


 歴史的大敗を喫した都議選に続き、

安倍自民が仙台市長選でも惨敗だ。


 野党が候補を一本化した与野党のガチンコ対決。

民進党など野党が支援した元復興政務官の

郡和子氏(60)が、自公が支持した葬祭業者の

菅原裕典氏(57)を制した。

郡氏の元には野党の国会議員が連日応援に入り、

加計学園疑惑などを訴えて政権批判を繰り返したのが

奏功した。逆に、菅原陣営は国政が直撃。


 「アベ嫌いの広がりで政党色を隠さざるを得ず、党幹部

の応援はほぼナシ。当初は、村井嘉浩知事が熱心に

マイクを握っていたのですが、県政の私物化だと批判を

招いて混乱。稲田防衛相の日報隠蔽疑惑が追い打ちを

かけました」(地元メディア関係者)


 これで改めて分かったのが、野党共闘の底力だ。

政治ジャーナリストの角谷浩一氏は言う。


 「仙台市は昨年の参院選で野党共闘が最も成功した

地域で、東北の野党候補一本化の足掛かりにもなった。

都議選に続き、仙台市長選のこの結果は〈アベNO〉の

声の高まりと言えます。毎日新聞の世論調査(22、23日

実施)でも内閣支持率は26%まで下がり、加計疑惑を

めぐる政府説明への不信が76%、憲法改正も急ぐ必要

なしが66%に達した。総裁3選も62%が否定しています。

一方で自民支持率は横ばい。つまり、有権者の不信の目

は安倍首相に向けられている。8月3日の内閣改造では

骨格維持の見通しですから、続く与野党対決の地方選で

もこの流れは変わらないでしょう」


 菅官房長官のお膝元の横浜市長選(30日投開票)では

カジノ誘致と中学校の給食実施を争点に、3選を狙う

林文子市長と、野党系の伊藤大貴元市議が激突。

茨城知事選(8月27日投開票)では7選を目指す野党系

現職に自民推薦の元経産省職員が挑む。

そして、改造後初の国政選挙となる衆院愛媛3区補選

(10月22日投開票)へと続く。

自民は死去した白石徹氏の次男を擁立。

野党は候補者調整を進めている。


■民進は路線解消の錯誤


 支持率はつるべ落とし、黒星ズラリでは心身ともにひ弱な

安倍首相は持たない。

ところが、風を読めないのは民進だ。

一部の共産嫌いが引っかき回し野田幹事長の交代など

執行部刷新を機に共闘解消に動こうとしている。


 「共闘路線を続ければ保守票が離れ、取れていた小選挙区も

落としかねない。統一候補なんて論外です」(民進関係者)

という理屈だが、千載一遇のチャンスをみすみす逃したら、

同じ波は二度と来ない。


【転載開始】

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 鹿児島県曽於市(そおし)で行なわれた市長選挙でも

自公が推す候補が敗れています。


 今後、横浜市長選などに敗れたら解散総選挙も

自民党内部から批判が上がりできなくなるかも?


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時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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