「75歳まで働かないとつまらない」と政府が国民の意識改革中・・・

週刊ポスト2017年8月11日号

【転載開始】

安倍政権の年金引き上げ計画、

一億総活躍プランとセット?年金削減も!


■「75歳まで働かないとつまらない」と政府が国民の意識改革中

  2017.08.06


 いま、年金の受給開始年齢を「75歳」にしようと

する計画が進められている。

そのために、政府は国民を65歳以降もできるだけ

長く働かせようとしている。

高齢で介護が必要になったり、日常生活に支障が

出るような病気もなく、自立して健康に生活できる

年齢を「健康寿命」と呼ぶ。


 2015年に米国ワシントン大学が世界188か国を

調査したところ、日本人の健康寿命は男性71.1歳、

女性75.5歳で世界トップだったと発表したが、

それでも男女平均で75歳には達していない。

政府の「75歳年金受給開始」は、健康寿命が尽きても

働けというに等しい。


 年金政策に詳しい社会保険労務士の北村庄吾氏が

指摘する。


 「厚生年金の保険料は今年18.3%まで引き上げられる。

給料が上がらない中、現役世代にこれ以上年金の負担

を強いるのは無理です。しかも少子化で働き手、つまり

年金の担い手も少なくなっていく。労働力人口が減る中で、

政府の『一億総活躍プラン』というのは“一億死ぬまで働け”

ということなんです。誰も死ぬまでは働きたくないから、

政府は国民に“65歳を過ぎても、70歳を過ぎてもまだ若い。

75歳まで働かなくてはつまらないでしょう”という意識改革

をしている」


■「75歳」ではもらっても楽しく使えない


 しかし、それは暗黒の老後を意味する。

経済ジャーナリストの荻原博子氏が語る。


 「健康寿命は個人差が大きいものの、高齢者で趣味に

お金を使うのは70歳代前半までの人が多い。80歳を過ぎ

ると毎日散歩をして足腰が弱るのを防ぐのに精一杯、90歳

になるとバスにも滅多に乗らなくなります。年を取るほど

お金は使わない。それでも、人間というのは自分が死ぬと

はなかなか想像しようとはしないものです。『明日死ぬかも

しれないからお金を使おう』ではなく、『このまま長生きする

とお金が足りなくなる』という不安の方が大きい。だからお金

を使わない。それでも年金を75歳受給にして、高齢者が

やっとたっぷり年金をもらえると思ったときには、そのお金を

楽しく使える健康な体ではなくなっていたというのでは老後

の楽しみも何もなくなってしまう」


【転載終了】

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 戦後70年の自民党政治のツケが回ってきたと

言う感じでしょうか。


 インフラ整備も後20年もすれば限界を迎えるようです。


 全ての自民党のツケを払わされる若い世代の方たちは

どう考えているのか?

その自民党を若者は何故支持するのか?


 不思議です!!


LC=相棒's のじじ~放談!

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