大雪での立ち往生、電気自動車(EV)は?

情報速報ドットコム


【転載開始】


■大雪での立ち往生、電気自動車(EV)は?

 検証結果は「動かせない危険性あり」

 「オートエアコンは大幅に電力を消費」

 2021年12月23日


 今年も大雪の季節がやってきましたが、

それに合わせて

JAF(一般社団法人日本自動車連盟)が

EV(電気自動車)の防寒対策をテストしま

した。


 テストでは氷点下8.1℃の場所に異なる

条件を設定した4台の電気自動車を配置。

その後の電力の消費量や室内温度などを

計測し、車内の状況や快適さを比較して

行われました。


 4台の電気自動車の車内状況は以下の

通り。

テスト車1:オートエアコン25℃常時稼働

テスト車2:電気毛布(電源ソケット使用)

のみ

テスト車3:シートヒーターをHi、足元に

電気フットヒーター(電源ソケット使用)

テスト車4:毛布、寒く感じたときに

エアコンON、寒くなくなったらエアコンOFF


 テストから5時間が経過した後の変化は、

1号車が問題なく快適に過ごしていたのに

対して、エアコンをオフにした車は窓ガラス

が凍りつくほどに車体が冷えていました。

また、オートエアコンを使っていた車も

電力消費量が凄まじく、夜の19時からテスト

を開始し、早朝4時半頃にはバッテリー残量

が10%程度まで低下したとのことです。


 2号車から3号車では朝8時まで電力を

維持することが出来ましたが、どちらにして

も電気自動車はガソリン車と比べて孤立時に

長時間稼働することが難しく、何処かで電力

を補給することが出来なければ、動かせなく

なる危険性があると示されました。


 調査を行ったJAFも

「オートエアコンは大幅に電力を消費し、動か

せない危険性あり」

「電気自動車は電力が消費されていくにつれて

航続可能距離も短くなっていくため、立ち往生

に遭遇した時には暖房の使用方法について考慮

する必要があります。ただし、エアコンOFFで

は窓ガラスも凍りつき車内温度も非常に低くな

るため、無理は禁物です」とコメントしており、

電気自動車での移動時に大雪で立ち往生した際

には、電力消費量が少ない電源ソケットを使う

暖房器具などを活用するべきだとしています。


★まさかの大雪で立ち往生!備えはできて

 いる? 電気自動車での安全な防寒対策を

 検証

https://jaf.or.jp/common/news/2020/

20211220-001

JAF(一般社団法人日本自動車連盟 会長

 藤井 一裕)は12月21日(火)、大雪に

よる車の立ち往生を再現し電気自動車での

効果的な防寒対策を調査。その結果を

ウェブサイトに公開しました。

近年、電気自動車の普及が進んでいるなか、

大雪で立ち往生した際に電欠の危険性など

不安な声もあります。今回の実験では、4つ

の暖房使用条件において電気自動車の電力

消費の違いを調べ、消費を抑えつつ体に

負担のない有効な防寒対策を検証しました。


★まさかの大雪で立ち往生! 防げ「電欠」

 EVの防寒対策を検証 翌朝まで電力が

 残ったのは?

https://kuruma-news.jp/post/457873

JAFは、テストの前半が終了した0時以降

も実験を継続しています。

EVの電力がいつまでもつか確かめるため、

深夜2時から朝8時までの間、1時間ごとに

電力消費を計測しました。

暖房使用の条件は前半と同じですが、

全乗員が降車したため、エアコンをオン・

オフするテスト車Dのみが、オートエア

コン25℃設定で常時稼働に変えています。

結果は「オートエアコンは大幅に電力を

消費し、動かせない危険性あり」という

ものでした。

早朝4時半頃、テスト車Aはバッテリー

残量が10%となったため、テスト途中で

終了。


【転載終了】

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 猛吹雪で立ち往生したら生命の危険

もありますね。


LC=相棒's のじじ~放談!

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