佐川国税庁長官の罷免求め署名提出・・・
田中龍作ジャーナル
【転載開始】
■佐川国税庁長官の罷免求め署名提出
「これで国家と言えるのか?」
「課税なき所に統治なし」。
納税は国家の基礎である。
にもかかわらず、この国は税務署の最高責任者が
国民から「辞めろコール」を浴びるありさまだ。
きょう午後、大学教授や弁護士らが国税庁と
財務省に佐川国税庁長官の辞任と罷免を求める
署名1万706筆を提出した。
国税庁の佐川長官自らに辞任を迫り、
任命権者の麻生財務相には罷免を求めたのである。
(主催:森友・加計の幕引きを許さない市民の会)
1万706筆の中には現役の税務署職員による署名も
含まれていた。
「徴税の業務に支障をきたしている」とのメッセージが
添えられていた、という。
「市民の会」の醍醐聰・東大名誉教授に財務省正門前
で話を聞いた。
税務大学校で教鞭をとっていた醍醐名誉教授は憤りを
隠さなかった ―
「納税者は領収書の提出がなければ受けつけてもらえ
ない。本当にこれで国家と言えるのか?あまりにもいい
加減」。
財務省は地方課広報連絡係の内村裕幸係長が、
国税庁は財務相談室の大竹素彦相談官が対応した。
醍醐名誉教授らが「佐川国税庁長官はなぜ就任の
記者会見を開かないのか?」と問うと、大竹相談官は
「諸般の事情により」と答えた。
「会見を開くと国会答弁のウソがばれるからか?」と
畳み掛けると「答えられない」と かわした という。
「麻生大臣には(署名が)届くのか?」と聞くと
内村係長は答えなかったそうだ。
醍醐氏は「大臣には届かずにどこかで止まってしまう」
「根元まで腐っている」と口角泡を飛ばしながら指摘した。
【転載終了】
***************************
官邸が関わった疑惑と国税庁長官への罷免要求、
そして、「一国の首相の人格が信用できない」などと
いうことも含め、日本の憲政史上異例の事態では
ないでしょうか。
0コメント