安倍元首相“ねっちり反撃”に隠しきれない焦燥感・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■安倍元首相“ねっちり反撃”に隠し
きれない焦燥感・・・
岸田首相に路線継続強要の悪あがき
公開日:2021/12/27
世論が真相解明を求める数々の疑惑には
ダンマリ。
そのくせ、岸田首相に対して異様に多弁
なのが安倍元首相だ。
安倍離れを加速させる岸田首相にあれこれ
注文をつけ、路線継続を強要。
見ている方が恥ずかしくなるほど、存在感
の誇示に躍起だ。
安倍元首相は今月上旬に出演したBSフジ
を皮切りに、各局の報道番組をハシゴ。
26日放送のBSテレ東番組では、岸田首相
が掲げる「新しい資本主義」をコキ下ろし
た。
弱肉強食の新自由主義から転換し、
「成長と分配」を目指す方針について、
「根本的な方向はアベノミクスから変える
べきではない。市場もそれを期待している」
「社会主義的と捉えられると市場もマイナス
に反応する。成長から目を背けると思われな
いようにしないといけない」などと、
持論を展開。
安倍政権の7年8カ月は成長と無縁だったのに、
よく言うよ、だ。
安倍元首相が大見えを切った
「GDP600兆円」という無理筋の目標を実現
するため、国の基幹統計である厚労省の
「毎月勤労統計」や国交省の
「建設工事受注動態統計」の書き換えや
二重計上が横行。
アベノミクスのマヤカシを「成長」と信じ込ん
でいるのは安倍元首相だけだ。
北海道新聞(26日付朝刊)のインタビュー
では、デタラメな北方領土返還交渉を正当化。
4島返還を棚上げして2島に後退させた揚げ句、
状況を1ミリも動かせなかったにもかかわらず、
「(2島返還の)路線を考え直せば、日ロ関係
は100%後退すると思います。日本は信用でき
ない、また元の主張に戻ったのかということに
なりますよ」と強弁だ。
■“安倍封じ”で内閣支持率上昇
憲政史上最長政権を率いた元首相の威厳も
ヘッタクレもなく、ギャンギャン騒ぎ立てて
いるのは、岸田首相が“安倍封じ”にカジを
切ったからだ。
「安倍政治とは異なる方向性を示すと、
内閣支持率が上昇する。この傾向は顕著で
すから、利用しない手はないでしょう。
岸田総理が憲法改正や敵基地攻撃能力の
保有に意欲を見せているのは、米国を意識
してのこと。安倍元総理とは別次元の話で
す」(与党関係者)
官邸も自民党も牛耳ろうとした
「萩生田官房長官-高市幹事長」という
安倍元首相の人事案は蹴られ、森友学園を
めぐる公文書改ざん訴訟はマサカの「認諾」
で終結。
世紀の愚策と揶揄されるアベノマスクも
廃棄の運命となった。
岸田首相から事前に電話で処分を伝えられ
た安倍元首相は、「ああ、そう」と言葉少な
に応じたという。
イライラと焦燥がにじみ出ている。
来年はついにアベノオワリの始まりかもしれ
ない。
【転載終了】
***********************
岸田首相ならコントロール出来ると
考えていましたが、思惑違いだったと
言うことでしょうかね。
0コメント