日本人は幸せなのか・・・6つのデータで読み解く「日本経済」の深刻
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■日本人は幸せなのか・・・6つのデータ
で読み解く「日本経済」の深刻
公開日:2021/12/30
未来の日本はどうなるのか。
統計やアンケートから日本の姿を見て
みた。
さまざまなデータから浮かび上がって
くるのは、いささか深刻な実態だ。
■ますます加速する少子高齢化
少子高齢化と言われて久しいが、
実態はどうなっているのか。
日本の人口は2008年に1億2808万人
とピークを迎えた。
その後、人口は減少を続け、20年に
1億2410万人。
10年ごとに1000万人ずつ減少してい
き、60年には8600万人台になる見込み。
男性の平均寿命(20年)は81歳、
女性は87歳と年々延びている一方で、
出生率が下がっているため、
すでに14歳以下より、75歳以上のほう
が人口は多く、30年には75歳以上は
2200万人を超える。
高齢者の多死社会が到来している。
さらに高齢者(65歳以上)の一人暮ら
し世帯も増えている。
高齢者のうち19%(630万人)が一人
暮らし世帯である。
そんなおひとりさまの多死社会に
自治体も備え始めている。
神奈川県大和市では21年7月、全国で
初めて「終活支援条例」を施行した。
同市ではおひとりさま政策課も設置し、
おひとりさま高齢者への支援を充実さ
せる。
同課によると相談内容で多いのは
「葬儀」「墓」「終活とはなにか」
など。
今後、高齢独居老人対策に取り組む
自治体は増えていくだろう。
■増えていた富裕層
老後には2000万円の貯蓄が必要だと
しばしば言われるが、日本人の金融資産
はどうなっているのか。
「グローバル・ウェルス・レポート2020」
によれば、2019年における日本の富裕層
は約330万人いると報告。
「富裕層」とは、純資産1億円以上とされる。
日本は米国、中国についで3位の数だ。
ただし総人口に占める富裕層の割合は2.6%
と世界で8番目。
日本の金融資産形成の特徴は、カネの
かかる子育てが終わった50代から進む。
米国型の超富裕層ではなく、雇用を維持
しながら貯蓄を積み重ねていき、富裕層
の仲間入りをするコツコツ型が日本だ。
富裕層は2013年のアベノミクス以降急速
に増えている。
■65歳以上になっても働く人が増加
富裕層は増加しているが、とても生活で
実感はない。
かつて60歳だった公的年金の受給開始年齢
も段階的に引き上げられ、一般的な定年と
される60歳以降も働き続ける人は増えている。
非正規雇用は1992年に958万人だったが、
2017年には2036万人と倍増。
1990年は非正規は20.2%だったが、
2019年は38.3%と4割に増加した。
正規雇用社員は04年以降ほぼ横ばい。
非正規労働者でも高齢者(65歳以上)の
割合が高まっているのだ。
65歳以上の非正規は92年に57万人だった
が17年には316万人と5倍以上。
45歳から54歳も倍以上に伸びた。
正社員として働く機会がなく、非正規と
して働いている「不本意非正規」の割合は
全体の14.3%程度であり、少ないという
指摘もあるが、時給でみると45歳から49歳
は正規雇用は2251円、非正規雇用は1270円
と半額近い。
非正規雇用は正規雇用に比べて教育時間
も少ない。
また、非正規の増加に伴い、労働組合の
推定組織率も激減し、1950年代には50%
あったものが、19年には16.7%に。
労働者の声が経営側に反映されにくくなって
いる。
■気づけば外国人頼みの国に
在留外国人数は増加傾向。
2010年には208万人だったが20年には
288万人に。
前年比4万6000人減だが、コロナ禍で
技能実習生と留学生が減少したため。
かつて日本に最も多かったのは韓国・
朝鮮人だが、いま最も多いのが中国人で、
2位はベトナム人。
江戸川区のように日本人より外国人の
増加数が多い自治体もある。
■世界の中の日本 強い米国、目立たぬ日本
先進国の集まりといわれるOECD
(経済協力開発機構)加盟国。
38カ国のうち日本はどのような位置にある
のか。主な統計を見てみよう。
先進国の中ではどの指標も中ほどであり、
突出したものはない。
米国の経済力の強さが目立つ。
■世界の幸福度ランキング、日本は56位
国際連合SDSNが3月20日に発表した
「世界幸福度ランキング2021」。
1位のフィンランドは4年連続で1位だった。
アンケートは、人口あたりGDP、社会的支援、
健康寿命、人生の選択の自由度、寛容さ、
腐敗の認識の6つで指標から算出される。
【転載終了】
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戦後70年かけて洗脳して来ている
ので、“物言わぬ国民“ではなく、
“物言えぬ国民“になってしまっていま
す。
覚醒しているのは、僅か数%の国民
だけです。
最近、大阪府と読売新聞が連携協定
を結びました。
何故でしょう?
それは、橋下維新をつくったのは、
読売新聞社だと言われているからです。
第二自民党をつくろうとしているので
はないかとの疑いも。
吉村府知事が毎日のようにTVにでて
います。
都知事や首相でもこれほどTVにでる
ことはありません。
大阪は異常です。
大阪のテレビ界も。
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