北が仕掛ける電磁パルス攻撃・・・

日刊ゲンダイDIGITAL

【転載開始】

■北が仕掛ける電磁パルス攻撃 米経済マヒで損失数百兆円も

 2017年9月6日


 北朝鮮が6回目の核実験を強行したことに、

米トランプ政権が「北朝鮮を滅ぼす力はある」

(マティス国防長官)と激怒している。

過敏反応するのは、北朝鮮が「電磁パルス攻撃」の

開発成功を示唆したためだ。

事実とすれば米国経済をメチャメチャにし、

破滅的な結末をもたらしかねない。


 北朝鮮の朝鮮中央通信は今月3日、今回の「水爆」

について「高い空で爆発させ、広い地域に超強力な

電磁パルス攻撃まで加えられる」と主張。

電磁パルス攻撃は目標上空の数十~数百キロの

高高度で核弾頭を爆発させる。

その際に生じたガンマ線が大気中の窒素や酸素に

衝突。

巨大な電流が発生することで電磁パルスが地上に

襲いかかる。


 「電磁パルスは“空から襲う津波”に例えられます。

高高度で爆発するため、熱線、爆風、放射線は地上

に届かず、直接死傷する人は出ません。ただ、電子

機器・電子回路に過剰な電気が流れることで大規模

な停電が起き、インターネット回線などが停止。金融

機関などのサーバーが次々にダウンします。原子力

発電所も制御不能に陥るとみられています。米国の

上空にパルス攻撃が仕掛けられたら、ニューヨーク

証券取引所は全面停止に追い込まれ、株価は大

暴落するでしょう。バックアップ電源で緊急復旧させた

としても、正常に機能するか定かではありません。

その衝撃はリーマン・ショック時の比ではありません。

米国経済は麻痺状態に陥り、経済的な損害規模は

数百兆円に上るかもしれない。輸送インフラも停止し

餓死者も出るでしょう。米国民の生活は西部開拓時代

以前に戻ってしまうかもしれません。文明の崩壊さえ

危惧されます」(軍事ジャーナリストの世良光弘氏)


 恐ろしいのは、北朝鮮の脅しがあながちハッタリとも

思えない点だ。

北朝鮮のICBM完成は大気圏突入技術の獲得が

“最終関門”とみられている。

しかし、電子パルス攻撃は大気圏再突入技術が

不要とされる。


 「地上を狙うICBMは、大気圏再突入時にミサイルの

弾頭部分を高熱から守る技術と、ミサイルの入角

スピードを制御する技術が必要となります。その点、

電子パルス攻撃は小型の核弾頭を搭載したミサイルを

発射し、目標上空で起爆するだけ。今の北朝鮮の技術

ですぐにでも攻撃に移せる可能性があります。だから、

米国が神経をとがらせているのでしょう」(世良光弘氏)


 今のグローバル経済では、米本土でなくても、日本や

欧州などの主要マーケットを狙えば米国経済に打撃を

与えることもできる。

金正恩とトランプの危ない駆け引きにしばらく注目が

集まりそうだ。


【転載終了】

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 北朝鮮が短期間でICBM開発や水爆実験の成功を

確立できた背景には外部要因(他国の支援)がある

のではないか?とも言われています。


 確かに、怪しい国もあるのですが、

東側とは限りませんけど。

 因みに核保有国ランキングです。




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