民進・前原体制で進む小沢一郎氏「復党」プラン・・・

日刊ゲンダイDIGITAL

【転載開始】

■剛腕待望 民進・前原体制で進む小沢一郎氏「復党」プラン

  2017年9月15日


 今週は前原誠司代表が“文春砲”の餌食に――。

新体制になってもゴタゴタ続きの民進党は、

離党ドミノが止まりそうにない。

起死回生の策か、はたまた窮余の一策なのか、

水面下で小沢一郎氏の復党が取り沙汰されている。


 幹事長に内定していた山尾志桜里衆院議員が

不倫疑惑を報じられて離党を余儀なくされるなど、

前原新体制はのっけからケチがついてしまった。


 13日、鈴木義弘衆院議員(比例北関東)が離党届

を提出。

前原体制になってから初の離党者だ。

笠浩史衆院議員(神奈川9区)と後藤祐一衆院議員

(神奈川16区)も週内に離党する構えで、

他にも離党予備軍はくすぶっている。


 もはや党勢回復は難しいようにも思われるが、

前原体制では、自由党の小沢一郎代表の力を借りて

党を立て直す構想が進みそうだという。


 「前原体制の党役員人事を見れば、“親小沢シフト”

に変わったことが分かります。キモは小沢氏側近の

松木謙公衆院議員が幹事長代理、民主党政権時代

に小沢グループに所属していた階猛衆院議員が政調

会長に就任したこと。国対委員長の松野頼久衆院議

員も小沢氏と関係が近い。何より前原代表自身が、

昨年から小沢氏と何度も会って意見交換をしてき

間柄です。小沢氏が民進党に復党する環境は整って

いると思います」(政治ジャーナリスト・山田厚俊氏)


 皮肉なことに、離党者や予備軍には“反小沢”が多く、

彼らが出ていくことで、小沢氏が戻りやすい素地が

できつつあるのだという。


 前原代表は8日に収録されたBS朝日の番組でも、

小沢氏について「もう少し小沢氏を活用する、あるいは

『壊し屋』といわれる破壊力を後押しする度量があった

ら、(民主党政権の)3年3カ月は違う結果になった」

「自由党は外交・安全保障は現実路線で(連携に)

違和感はない」と秋波を送っていた。


 かつては“反小沢”だった民進党のベテラン議員も

こう言う。


 「本気で政権奪取を考えている民進党議員の間から

“剛腕待望論”が出ているのは事実です。党内で野党

共闘に反対している議員のほとんどは“小沢嫌い”で

もあるのですが、もはや『好きだ、嫌いだ』と言ってる

場合ではないと危機感が強まっています」


 信頼が地に落ちた民進党は、これ以上、失うものは

ない。小沢氏の経験と知恵にかけるしかないと多くの

議員が考え始めているという。


 「小沢氏が復党すればハレーションも起きるでしょうが、

これは最後のチャンスです。『小沢とは一緒にやれない』

という離党者が続出しても、次の選挙でまた議席を増や

せばいい。文句があるヤツは出ていけばいいと執行部が

腹をくくるしかありません。小沢氏の持つパイプを生かし

て共産党や小池都知事とも連携し、政権批判の受け皿

をつくらないと、次の総選挙で野党そのものが消滅して

しまいかねません」(山田厚俊氏)


 復党のタイミングは臨時国会の始まる前が有力視

されている。

小沢氏が率いる自由党とまるごと合併するのか、

自由党を解党して個々の議員が民進党に合流する

形を取るのか。

解散・総選挙に間に合うのかどうか、時間との戦いに

なっている。


【転載終了】

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 野党でありながら自民よりの「獅子身中の虫」が

出ていく事で、健全な野党として存在感を回復する

ことが重要な気がします。

※小池新党は自民補完勢力だと思います。


 ただ、前原代表自体が自民よりだったといわれて

いましたので、その辺がちょっと気懸りですね。


 前原代表の遠い過去のことを今文春が取り上げて

いますが、何処からのネタか(某国情報機関かな)文春

のお里が知れる事例ですね。


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