立憲民主党ツイッター戦略の勝算・・・

日刊ゲンダイDIGITAL

【転載開始】

■フォロワー数は“第1党” 立憲民主党ツイッター戦略の勝算

 2017年10月6日


 破竹の勢いである。2日に開設したばかりの

立憲民主党の公式ツイッターのフォロワー数が

5日、14万人を突破。

自民を抜いて“第1党”に躍り出た。

希望の約5000人を凌駕するのは、数だけではない。

両党の情報発信の違いは際立っている。


 政党とメディアの関係に詳しい東大名誉教授の

醍醐聰氏が指摘する。


 「希望は小池代表がテレビ出演を繰り返し、

都合のいい情報だけを一方的に発信しています。

そのうえ、所属議員のSNSは監視し、情報発信

をコントロールしています。一方、立憲民主が

フォロワー数を伸ばすツイッターは、政党をPR

するには、テレビに比べ桁違いに効率は悪いの

ですが、市民同士の議論の場になっている。

より民主主義のあるべき姿に近い」


 枝野代表の事務所によると、立憲民主党の

ツイッターは、結党に共感したボランティアが

“勝手”に始めた。

内容は、枝野らの街頭演説や記者会見などを

紹介。

市民の動画提供や演説全文の書き起こしに、

管理者が「ありがとうございます」と礼を述べる。

皆で作り上げている感じで、何だか楽しい空間

なのだ。

佐川国税庁長官の罷免署名運動も展開する

醍醐氏が続ける。


 「『黙っていられない』と、署名する市民の反応

に似ています。混乱の中での急な結党で、立憲

民主は時間も組織もない。市民は見るに見かね

てというか、『何かしたい』と願って参加している

ように見えます。“勝手連”的な自由なムードだから、

参加したくなるし、見る側も楽しい。自らの主張を

一方的に情報発信するだけの既成政党にはない

選挙運動で、画期的だと思います」


 昨年の米大統領選ではSNSを駆使し、

選挙前の1300万人から2000万人超へと

ツイッターフォロワー数を増やしたトランプが

当選した。

民主党候補選びで善戦したサンダースは、

ツイッターやフェイスブックなどでの「いいね」

獲得数ではトップ。

SNS上で多くの共感を得たことで旋風を巻き起こした。


 立憲民主はツイッター旋風を得票につなげられるか。


【転載終了】

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 希望の党のイメージダウンも後押しをしているのでしょう。


 その希望の党は、小池氏と前原氏が連合に支援の要請を

しているようですが、果たして支援が受けられるのか?


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