市場が警戒“選挙後の株バブル崩壊”・・・!?
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■21年ぶり高値圏でも…市場が警戒“選挙後の株バブル崩壊”
2017年10月13日
兜町は約21年ぶりの高値に沸いている。
11日、日経平均は2万881円(終値)をつけ、
1996年12月以来の高値圏に突入した。
「当面の目標だった15年6月の高値2万868円
をアッサリと抜き去りました。こうなると、今後は
力強い上昇波動を描くでしょう」(市場関係者)
証券各社は「年内に2万1000~2万2000円」
と強気予想だ。
選挙期間中の株高ジンクスも楽観論を後押しして
いる。
過去15回の解散総選挙では、解散日~投票日の
日経平均は14勝1敗で、株高になる確率は93%だ。
「テクニカル的には次の目標は2万1300円と
なります。今週中に、この水準に達しても不思議
はありません。ただし、北朝鮮リスクという悪材料
を忘れてはダメです」(株式アナリストの黒岩泰氏)
来週18日に中国では5年に1度の「共産党大会」
が開幕する。
そのタイミングで北朝鮮がミサイル発射に踏み切る
可能性は捨てきれない。
「現在、市場は北リスクを完全に無視しています。
それだけに何か起きたら、株価は暴落する恐れが
高い。上げ過ぎの反動で、日経平均は一気に
1000円ぐらい下落するかもしれません」(金融関係者)
選挙後も要注意だ。
「過去のケースを見ると、投票日後に株価が上昇
したのは、自民党が圧勝した05年、12年、14年の
3回のみです」(株式評論家の杉村富生氏)
それを裏付けるデータがある。大和証券によると、
投票日直前と2週間後の株価を比較した場合、
自民党が議席数の55%を獲得すると「株高」、
逆に55%を下回ると「株安」になるという。
自民党の占有率が53.7%だった90年
(解散時は海部首相)は、日経平均がマイナス
9.08%、同じく49.4%だった03年(同小泉首相)
はマイナス7.30%を記録した。
今回は256議席で55%となる。
「市場の考える勝敗ラインは自民256議席です。
安倍首相が唱える自公で過半数ではないのです」
(証券アナリスト)
お祭りは選挙期間中だけということだ。
与党にしても、選挙が終われば株高維持の理由が
なくなる。
21年ぶりの高値圏に踊らされると痛い目に遭いかねない。
【転載終了】
**************************
個人的には、商社株を持っていたのですが、
9月末にピークだろうと判断し、
選挙後の暴落懸念で売りました。
現時点でかなり下がってきています。
日経平均は政府銘柄で上げているのでしょうかね?
0コメント