立憲民主党30選挙区で自民に“勝利”の可能性・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■立憲民主党が破竹の勢い 30選挙区で自民に“勝利”の可能性
2017年10月17日
「民進党時代は、こんなに人が集まることはなかった」
と関係者も驚くほどの熱気だ。
立憲民主党が急速に支持を広げている。
まだ正式な党員・サポーターもいない新政党で、
組織的な動員をかける余裕もない。
それでも、枝野代表の街頭演説には1000単位の
人が集まる。
ツイッターの立憲民主党公式アカウントの
フォロワー数も、あっという間に17万人に増え、
自民党を抜いてトップに。
選挙戦でも各地で善戦。終盤にかけて自民党候補を
猛追し、30選挙区で勝てる可能性が出てきた。
共産党との野党共闘が成功している北海道では、
多くの立憲民主候補が優位に選挙戦を進めている。
「3区の荒井氏や6区の佐々木氏が強いのは当然
として、1区でも引退した横路孝弘氏の後継で新人の
道下に勢いがあり、11区も新人の石川氏が自民の
中川氏に競り勝ちそう。4区の本多氏、5区の池田氏
も猛烈に追い上げています」(地元紙記者)
■希望に代わって政権批判票の受け皿に
首都圏では、小池知事のお膝元である東京で
希望の党が総崩れ。
代わりに立憲民主が政権批判票の受け皿として
支持を伸ばしている。東京1区の海江田氏は
民主党代表時代に落選したほど選挙に弱いのに、
今回は久々に選挙区の勝利があり得る情勢だ。
「2区の松尾氏、8区の吉田氏、10区の鈴木氏は
新人ですが、希望の候補をリードしている。5区の
手塚氏、6区の落合氏、16区の初鹿氏も自民といい
勝負に持ち込めそうです」(旧民進党関係者)
代表の枝野氏と代表代行の長妻氏は、他候補の
応援などで地元に張り付けないため、自民候補と
接戦になっているが、投票率が上がれば大差での
勝利が見込める。
新潟1区の西村氏は立憲民主入りで自民を逆転。
早くから野党共闘が進んでいたため、2~6区は
無所属で出馬した野党系候補すべてが自民と互角の
戦いを繰り広げている。
西日本でも、大阪10区の辻元氏が奮闘。
6区の村上氏と16区の森山氏は公明候補を猛追中だ。
大分3区の横光氏も自民との一騎打ちで、反自公票の
受け皿に。
鹿児島1区の川内氏も急激に追い上げ、逆転が
見えてきた。
「野党共闘が奏功している北海道や新潟を見ても、
与党と一対一の構図に持ち込めば、いい勝負になる
ことが分かります。選挙戦がスタートしても安倍政権の
支持率は下がり、不支持率が上回っている。多くの
有権者が政権に対する不満を強め、受け皿を探して
いるのに、野党の乱立が自公政権を助けている。
すべての選挙区で野党が候補者を一本化できていたら、
自公で300議席などという予測結果はあり得ません
でした」(政治ジャーナリスト・山田厚俊氏)
今からでも遅くはない。希望の党は、立憲民主と
競合する選挙区の候補者を取り下げたらどうか。
「どんな手段を使っても安倍政権を倒す」とタンカを
切った民進・前原代表の覚悟を見せて欲しいものだ。
【転載終了】
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リベラルと保守系の議員が混在し、
フラフラしていた民進党から離れ、
リベラルとしてはっきりとした政治姿勢が現れたからでしょう。
たとえ人数が減っても、足を引っ張る勢力が抜けたことが、
これからの政治にいい影響を与えると思います。
今後は、非自民の受け皿となり、
野党のけん引役を果たせればいいでしょう。
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